特許
J-GLOBAL ID:200903021792010078

含銀担持触媒及び触媒中間体、その製造法並びにその使用法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-022196
公開番号(公開出願番号):特開平11-262664
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 含銀担持触媒及び触媒中間体、その製造法及びその使用法。【解決手段】 含銀及び随時含促進剤担持触媒及び触媒中間体、その製造法及びその、アルケンの酸素での酸化によるアルキレンオキシドの製造に対する使用法が開示される。この触媒は、担体を、銀イオン、硝酸塩イオン、及び随時促進剤金属イオンを含む乳酸で処理し、乾燥し、実質的に酸素を含まない雰囲気中で予備分解し、ついで温度条件及び酸素の供給量を正確に制御しつつ、含酸素雰囲気中で加熱することにより活性化させて製造される。処理、乾燥、及び予備分解だけで得られる触媒中間体は、実際の触媒を製造するために、一時的な及び物理的な別々の工程で活性化させることができる。適当な促進剤は、アルカリ土類金属化合物及び/またはアルカリ金属化合物である。本発明の触媒をアルキレンオキシドの製造に使用するとき、高活性で高選択性が達成される。
請求項(抜粋):
a)高々1.5m2/gの比表面積を有する担体を、銀イオン、硝酸イオン及び随時促進剤金属イオンを含む乳酸で処理し、b)a)に記述したようにして得られる処理した担体を乾燥し、そして実質的に無酸素雰囲気下に遊離形で及びアニオン形で存在する乳酸及び硝酸を予備分解させ、但し乾燥を約50〜約120°Cの温度で行い、そして予備分解を約140〜220°Cの温度範囲及び随時ついで約400〜約500°Cの温度範囲で行い、なお2段階の予備分解の場合には2つの温度範囲間での移行期間に対して70〜150°C/時の加熱速度を設定し、そしてc)b)に記述したようにして得られる触媒中間体を含酸素雰囲気で加熱することにより活性化させ、但し温度を少なくとも130°Cから最高450°Cまで約3〜約8°C/時の加熱速度で上昇させ且つ酸素含有量を、活性化工程からの排ガス中のCO2含量が2容量%、好ましくは1容量%を越えないように、約0.4から約21容量%まで上昇させる、ことによって製造される含銀及び随時含促進剤担持触媒。
IPC (5件):
B01J 23/66 ,  B01J 37/00 ,  B01J 37/08 ,  C07B 61/00 300 ,  C07D301/10
FI (5件):
B01J 23/66 Z ,  B01J 37/00 K ,  B01J 37/08 ,  C07B 61/00 300 ,  C07D301/10

前のページに戻る