特許

J-GLOBAL ID：200903021796536023

リン酸塩処理性に優れた高強度冷延鋼板

発明者： 小島 克己 ,  古田 彰彦 ,  岩佐 浩樹 ,  細谷 佳弘 ,  山下 正明
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 潮谷 奈津夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-272336
公開番号（公開出願番号）：特開平6-093472
出願日： 1992年09月16日
公開日（公表日）： 1994年04月05日
要約：

【要約】【目的】 リン酸塩処理性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。【構成】 C:0.001 〜0.25 wt.% 、Si:0.1〜1.5 wt.%、Mn:0.2〜 3.0 wt.% を含有し、Cu:0.5〜1.5 wt.%、Ni:0.5〜1.5 wt.%、Mo:0.2〜1.0wt.% 、Cr:0.1〜2.5wt.%、V:0.01〜0.1 wt.%、B:0.0005〜0.003 wt.%、Ti:0.01 〜0.20wt.%、Nb:0.01 〜0.20wt.%のうちの少なくとも1種類を含有し、および、残部鉄および不可避的不純物からなる冷延鋼板と、前記冷延鋼板の少なくとも1つの表面上に付着形態が粒状で形成された、1×1012個/m2から1×1016個/m2の分布密度でNi-P合金粒子が析出しているNi-P 合金層とからなり、前記Ni-P 合金粒子は0.01〜16.0wt.%のP を含有し、前記Ni-P 合金層の付着量は、Ni付着量として前記冷延鋼板の片面あたり5〜60mg/m2 である。

請求項（抜粋）：

炭素 : 0.001から 0.25 wt.%、シリコン : 0.1 から 1.5 wt.% 、マンガン : 0.2 から 3.0 wt.% 、下記からなる群から選んだ少なくとも1種類の元素、銅 : 0.5 から 1.5 wt.% 、ニッケル : 0.5 から 1.5 wt.% 、モリブデン : 0.2 から 1.0 wt.% 、クロム : 0.1 から 2.5 wt.% 、バナジウム : 0.01 から 0.1 wt.% 、ボロン : 0.0005 から 0.003 wt.% 、チタン : 0.01 から 0.20wt.% 、ニオブ : 0.01 から 0.20wt.% 、および、残部鉄および不可避的不純物からなる冷延鋼板と、前記冷延鋼板の少なくとも1つの表面上に付着形態が粒状で形成された、1×1012個/m2から1×1016個/m2の分布密度でニッケル金属粒子が析出しているニッケル金属層とからなり、前記ニッケル金属層の付着量は、前記冷延鋼板の片面あたり5から60mg/m2 の範囲内であることを特徴とする、リン酸塩処理性に優れた高強度冷延鋼板。

IPC (4件)：

C23C 28/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58 ,  C25D 5/26