特許
J-GLOBAL ID:200903021798248122

輻輳制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-053215
公開番号(公開出願番号):特開平10-257092
出願日: 1997年03月07日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 パケット紛失事象検出時に、ネットワークの負荷状況に応じて適切に送信パケット数を制御可能とする。【解決手段】 受信ノードからのACKパケットにSACK情報が含まれる場合には(ステップ15)、そのSACK情報に基づいて、受信ノードにおいて正常受信できなかった紛失データ量を算出し、この紛失データ量に基づいてパケット紛失検出直後の送信可能パケット量cwndの削減を行う(ステップ22)。
請求項(抜粋):
所定のコネクションを介して接続された送受信ノード間で、レイヤ4プロトコルとして、受信ノードの受信能力を示す受信告知ウィンドウサイズとネットワークの転送能力を推定した輻輳ウィンドウサイズとのうち、いずれか小さい方の値を送信可能パケット数としてデータパケットを送信ノードから受信ノードへ転送する場合の輻輳制御方法において、受信ノードは、送信ノードから送信された複数のデータパケットのうち非連続に受信されたデータパケットに対する個々の受信確認を示す選択的応答情報を格納して確認応答パケットを送信ノードに転送し、送信ノードは、パケット紛失発生時には、受信ノードからの確認応答パケットに格納されている選択的応答情報から算出した紛失データ量または正常受信データ量に基づいて、以降の輻輳ウィンドウサイズを削減することを特徴とする輻輳制御方法。

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