特許
J-GLOBAL ID:200903021799625922

蛇腹管用継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-072899
公開番号(公開出願番号):特開平6-265071
出願日: 1993年03月08日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】蛇腹管の接続作業前に係合部材の脱落を防止でき、蛇腹管を簡単かつ確実に接続できるとともに、その抜け止めをなすことができ、かつシール性が良好な継手を提供することにある。【構成】ボデイ20に収容された支持部材30の受部33の外周には、ほぼ環状の係合部材50が弾性的に拡径された状態で装着される。係合部材はボデイ20の第1収容凹部28に収容されている。蛇腹管10が支持部材をコイルスプリング40に抗して押した時に、係合部材は支持部材から外れて、蛇腹管の谷部10bに嵌まり込む。係合部材とボデイの係止部29との係止作用により、蛇腹管の抜け止めがなされる。更に、ボデイ20の第2収容空間24aには、外周に複数の環状突起61を有するシール部材60が収容されている。突起61の間隔Dと蛇腹管の山部10aのピッチPとの間には、nD≠mP(n,mは整数)の関係がある。
請求項(抜粋):
山部と谷部とを交互に有する蛇腹管のための継手であって(イ)貫通孔を有し、この貫通孔の一端が上記蛇腹管の挿入ための入口として提供され、この貫通孔の内周には、この入口に向かって順に形成された環状の第1収容凹部と、環状の係止部と、環状の第2収容凹部が形成されているボデイと(ロ)上記ボデイに収容されるとともに筒形状をなし、上記入口側の端部が受部として提供される支持部材と、(ハ)上記支持部材を上記入口に向かって押し、上記支持部材の受部を上記第1収容凹部の内周面と対向する位置に配置させるコイルスプリングと、(ニ)ほぼ環状をなし、上記支持部材の受部の外周に弾性的に拡径された状態で装着され、上記入口から挿入された蛇腹管の先端部が支持部材をスプリングに抗して入口から遠ざかる方向に押した時に、支持部材の受部の入口側端から外れて縮径して、蛇腹管の谷部外周に嵌まり込み、この係合部材の嵌まり込み状態で、蛇腹管の山部外周から突出した部位がボデイの係止部に係止されることにより蛇腹管の抜け止めを行う係合部材と、(ホ)上記第2収容凹部に収容され、内径が蛇腹管の山部の外径より小さく、外周に互いに軸方向に離れた複数の環状の突起を有し、この突起が第2収容凹部の内周面に接する環状のシール部材とを備えたことを特徴とする蛇腹管用継手。
IPC (2件):
F16L 33/00 ,  F16L 33/28

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