特許
J-GLOBAL ID:200903021804567758

複数のプログラムの実行方法、プログラム変換方法及びこれを用いたコンパイラプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-378765
公開番号(公開出願番号):特開2006-185232
出願日: 2004年12月28日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】プログラムを逐次実行とするためのオーバヘッドの削減と、オブジェクトが更新されていなければプログラムを並列実行とすることによるオーバーヘッドの削減が可能となる。【解決手段】クリティカルセクションの適用対象となるデータに対して、同期更新が行われたか否かを表す同期参照コードを付与し、同期更新を行った時点で当該コードを設定する。本発明では、クリティカルセクション内の文を実行後、データの同期更新が行われたか否かを確認する。同期参照を行うスレッドで、参照を行った後で同期更新が行われたか否かを確認し、更新の正当性を確認する。同期更新が為されていなければクリティカルセクションの実行を完了する。これによりクリティカルセクションの同時実行とオーバヘッドの削減を行い、同期更新がされている場合には、通常の排他制御を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のプログラムを並列的に実行する機能、当該複数のプログラムが共有可能な記憶空間、及び、共有に係る記憶空間に対し1のプログラムが実行されるとき他のプログラムの実行を排除する機能を備えたコンピュータシステムにおける、複数のプログラムの実行方法において、 1のプログラムが参照する前記記憶空間におけるデータに、他のプログラムが当該データを更新したことを示す領域を設け、 1のプログラムが、前記データの第1の参照を行い、前記更新したことを示す領域の第2の参照を行い、第2の参照の結果、 当該領域が更新を意味しないとき、第1の参照を完了させ、 当該領域が更新を意味するとき、1のプログラムの実行を排除して他のプログラムが実行される、複数のプログラムの実行方法。
IPC (2件):
G06F 9/52 ,  G06F 12/00
FI (2件):
G06F9/46 472B ,  G06F12/00 535Z
Fターム (1件):
5B082FA16
引用特許:
審査官引用 (13件)
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引用文献:
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