特許
J-GLOBAL ID:200903021808657280

吸水シートおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-346867
公開番号(公開出願番号):特開平6-190003
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【構成】 熱可塑性樹脂からなる繊維1aを有する保持層1に吸水性樹脂粒子2を上記各繊維1a間に分布させる。加熱により溶融ないしは軟化して、上記繊維1a間を接着し得る網状不織布を上記保持層1に重ね合わせる。上記熱可塑性樹脂の溶融点未満の温度で加熱しながら上記保持層1を網状不織布側から厚さ方向に押圧することにより、加熱によって上記繊維1aが変形し、加熱により軟化もしくは溶融した網状不織布によって上記繊維1a間が部分的に接着されて、吸水性樹脂粒子2を上記繊維1a間に拘持する。【効果】 吸水性樹脂粒子2の膨潤に伴って上記繊維1a間の部分的な接着が離間して、吸水性樹脂粒子2の吸水性劣化を防止できて、従来のような吸水能の低下に起因する吸水性樹脂粒子の増量を回避でき、大型化を防止できる。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂からなる繊維を有する保持層が吸水性樹脂粒子を保持する吸水シートにおいて、加熱により溶融ないしは軟化して、上記繊維間を接着し得る接着層が上記保持層に設けられ、上記熱可塑性樹脂の溶融点未満の温度で加熱しながら上記保持層を上記接着層側から厚さ方向に押圧することにより、加熱によって上記繊維が変形し、加熱により軟化もしくは溶融した上記接着層によって上記繊維間が部分的に接着され、前記吸水性樹脂粒子が上記繊維間に拘持されていることを特徴とする吸水シート。
IPC (2件):
A61F 13/15 ,  A61F 13/46
FI (3件):
A61F 13/18 307 F ,  A41B 13/02 D ,  A41B 13/02 S

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