特許
J-GLOBAL ID:200903021810162719

アルミニウム熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-243147
公開番号(公開出願番号):特開2002-062088
出願日: 2000年08月10日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 ろう材での確実な犠牲腐食効果の得られるアルミニウム熱交換器を提供する。【解決手段】 特に、図2(c)に示すように、タンク43、44、47、48と、熱交換部3を形成するチューブ2とを有し、これらの母材4bの片面あるいは両面に、Al-Si系のろう材4a、4cがクラッドされ、このろう材4a、4cの片面側あるいは両面側に、犠牲腐食成分としてZnが添加されたアルミニウム熱交換器において、ろう材4aの組織中の初晶α相と共晶の自然電位を、共に母材4bよりも卑となるようにする。具体的には、母材4bは、Al-Mn系材とし、ろう材4aへのZnの添加量を2.5〜10mass%とする。
請求項(抜粋):
内部を流れる流体が流入、流出するタンク(43、44、47、48)と、熱交換部(3)を形成するチューブ(2)とを有し、前記タンク(43、44、47、48)、前記チューブ(2)の母材(4b)の片面あるいは両面に、Al-Si系のろう材(4a、4c)がクラッドされ、前記タンク(43、44、47、48)、前記チューブ(2)の少なくとも一方の前記ろう材(4a、4c)の片面側あるいは両面側に、犠牲腐食成分としてZnが添加されたアルミニウム熱交換器において、前記ろう材(4a)の組織中の初晶α相と共晶の自然電位は、共に前記母材(4b)よりも卑となるようにしたことを特徴とするアルミニウム熱交換器。
IPC (3件):
F28F 19/06 ,  B23K 35/28 310 ,  C22C 21/00
FI (5件):
F28F 19/06 B ,  B23K 35/28 310 B ,  C22C 21/00 J ,  C22C 21/00 D ,  C22C 21/00 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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