特許
J-GLOBAL ID:200903021819096808

ディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-247955
公開番号(公開出願番号):特開平11-082220
出願日: 1997年09月12日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】ディーゼルエンジンのコモンレール式燃料噴射制御装置の噴射率特性を改善する。【解決手段】燃料噴射弁の針弁に連結されたプッシュロッド14の背面に面した背圧室38に、コモンレールからの高圧燃料を導入させる燃料入口通路41の開口面積Bより、背圧室38内の燃料を低圧源に溢流させる溢流通路39の開口面積Aを大きく形成する一方、溢流通路39の開口部を開閉する電磁弁の弁体40のリフト特性を、リフト量の増大に応じて溢流通路39の開口面積の変化率が大きくなる特性とした。これにより、初期噴射率を小さく抑えつつ、後期噴射率を大きく確保でき、かつ、スピル性能も向上する。
請求項(抜粋):
燃料噴射ポンプから吐出された燃料を燃料蓄圧室に供給し、該燃料蓄圧室内の燃料圧力をエンジン運転状態に応じて設定された圧力にフィードバック制御する一方、該燃料蓄圧室の高圧燃料をエンジンの各気筒の燃焼室に装着された燃料噴射弁の針弁を開弁方向に作用する燃料溜まり室と閉弁方向に作用する背圧室とに導くと共に、前記背圧室と燃料低圧源とを結ぶ溢流通路を電磁弁によって開閉することにより、前記針弁を開閉して燃料噴射を制御するディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置において、前記電磁弁のリフト時における前記溢流通路の開口面積の変化速度を、該電磁弁のリフト量に応じて可変とするように設定したことを特徴とするディーゼルエンジンの燃料噴射制御装置。
IPC (3件):
F02M 45/00 ,  F02M 47/00 ,  F02M 63/02
FI (4件):
F02M 45/00 E ,  F02M 47/00 F ,  F02M 47/00 P ,  F02M 63/02 A

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