特許
J-GLOBAL ID:200903021827750746

圧電型ヘッド駆動装置及びその製造方法及びインクジェット型プリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-068741
公開番号(公開出願番号):特開2000-263783
出願日: 1999年03月15日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 品質劣化を伴うことなく、高機能で微細寸法の圧電素子の櫛歯状駆動片を迅速かつ効率よく加工する。【解決手段】 一対の圧電素子ブロック32A、32Bの間にスペーサ50を介在させる。圧電素子ブロック32A、32Bの上部側は、スペーサ50より上方に突出しており、この上部側からスリット60Aを形成することにより、多数の圧電駆動片40A、40Bを等間隔で櫛歯状に形成する。スペーサ50の上部は、圧電駆動片40A、40Bの基端部を含む位置まで配置されている。このスペーサ50の上部は圧電素子ブロック32A、32Bに接着されない非接着領域であり、圧電駆動片40A、40Bの基端部を補強して、スリット加工時の応力を緩和する。スペーサ50の非接着領域により、圧電駆動片40A、40Bの変形は拘束されず、高い応答性と十分な変位量を得ることができる。
請求項(抜粋):
圧電材と電極材が交互に積層された略直方体形の圧電素子ブロックに、当該圧電素子ブロックの一端面から中途部にかけて前記圧電材と電極材の積層面と直交する方向に所定間隔で平行な複数のスリットを形成することにより、先端部が自由端で基端部が前記圧電素子ブロックの中途部に連設された複数の圧電駆動片を櫛歯状に形成し、前記圧電材に駆動電圧を選択的に印加することによる前記各圧電駆動片の伸縮変形により、前記各圧電駆動片の自由端の前面に配置されるインクジェット型プリンタのヘッド部を駆動する圧電型ヘッド駆動装置において、前記複数の圧電素子ブロックの間に介在し、各圧電素子ブロックを前記圧電材と電極材の積層方向に所定の間隔で配置するための中間部材を有し、前記中間部材は、前記圧電素子ブロックの他端側から前記各圧電駆動片の基端部を含む領域に密着する密着面を有する略直方体形に形成されるとともに、前記密着面のうち前記圧電素子ブロックの他端側から前記各圧電駆動片の基端部を除く領域が接着剤により前記圧電素子ブロックに接着されて固定され、前記中間部材を前記圧電素子ブロックの間に介在させて前記接着剤により固定した状態で前記圧電素子ブロック及び中間部材に前記スリットを形成するようにした、ことを特徴とする圧電型ヘッド駆動装置。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
Fターム (13件):
2C057AF23 ,  2C057AF37 ,  2C057AF93 ,  2C057AG14 ,  2C057AG45 ,  2C057AG82 ,  2C057AG92 ,  2C057AG93 ,  2C057AP02 ,  2C057AP16 ,  2C057AP25 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14

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