特許

J-GLOBAL ID：200903021828526670

1液性硬化性シリコーン組成物

発明者： 原 寛保 ,  池野 正行
出願人/特許権者： 信越化学工業株式会社
代理人 (1件)： 岩見谷 周志
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-165170
公開番号（公開出願番号）：特開平6-345971
出願日： 1993年06月10日
公開日（公表日）： 1994年12月20日
要約：

【要約】【構成】本発明の硬化性シリコーン組成物は、(A) 下記平均式:【化1】〔式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、メチル基、フェニル基またはトリフルオロプロピル基、nは、正の数であり、mは、0.8〜2の数である。〕で表されるオルガノポリシロキサン、(B) H(CH3 )2 SiO1/2 単位; 4.5〜23.5 mol%、R2 SiO単位; 69.0〜94.0 mol%及びRSiO3/2 単位; 1.5〜7.7 mol%からなるハイドロジェンポリシロキサン、(C) 白金族金属系触媒、(D) 一般式: (R3 )2 N-R4 -N(R3 )2 〔式中、R3 は水素原子またはアルキル基であり、R4 はアルキレン基である。〕で表されるアミン化合物から成る。【効果】 高速硬化性を有し、シリコーンゲル硬化物を形成する。

請求項（抜粋）：

(A) 下記平均式(1) :【化1】〔式中、Rは、同一でも異なっていてもよく、メチル基、フェニル基及びトリフルオロプロピル基の中から選択される少なくとも1種の基、nは、正の数であり、mは、0.8〜2の数である。〕で表され、25°Cでの粘度が50〜100,000cP のオルガノポリシロキサン、(B) 下記単位:H(CH3 )2 SiO1/2 単位; 4.5〜23.5 mol%R2 SiO単位; 69.0〜94.0 mol%RSiO3/2 単位; 1.5〜7.7 mol%〔ここでRは、前記と同じである。〕からなり、(A) 成分中のビニル基1個に対して0.2〜3個のケイ素原子に結合した水素原子を与える量の、25°Cでの粘度が10〜5,000cP のハイドロジェンポリシロキサン、(C) 前記(A) 及び(B) 成分を硬化させるのに充分な量の白金族金属系触媒、(D) 下記一般式(2) :(R3 )2 N-R4 -N(R3 )2〔式中、R3 は、同一でも異なっていてもよく、水素原子または炭素原子数が1〜4のアルキル基であり、R4 は、炭素原子数2〜4のアルキレン基である。〕で表され、組成物の必要な可使保存期間を得るために充分な量のアミン化合物、を含有している1液性硬化性シリコーン組成物。

IPC (3件)：

C08L 83/07 LRQ ,  C08K 5/17 ,  C08L 83/05