特許
J-GLOBAL ID:200903021834457892

宇宙船の熱制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-218089
公開番号(公開出願番号):特開平5-193592
出願日: 1992年08月18日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 低い傾斜角の地球軌道で動作するようになっている宇宙船の内容積を画定する北、南、東および西パネル52,54,56,58の相互間の温度差を小さくし、各パネルの温度を低く保つ。【構成】 北、南、東および西パネルの外面を好ましくは、そこから熱エネルギを放射するために、実質的にその熱放射率より小さい太陽熱吸収率を有する光学太陽熱反射器のカバーで構成する。また北、南、東および西パネルの内面を内容積を横切ってパネル間に熱エネルギを有効に放射するカバーで構成する。さらに、宇宙船の内容積は一般にパネル間の熱放射を実質的に制限する構造的要素がないようにし、宇宙船の装置が通常取り付けられる北および南パネルの各々には各パネル間の温度差を低減する伝導性ヒートパイプを設ける。
請求項(抜粋):
太陽によって照明される天体の周囲を軌道を描いて回るようになっている宇宙船の熱制御装置であって、前記宇宙船は複数の外部パネルを有し、該パネルの少なくとも第1および第2のパネルは太陽によって実質的に照明されない位置の前記宇宙船上に対向して配設され、前記パネルの少なくとも第3および第4のパネルは前記宇宙船上に対向して配設されるとともに前記宇宙船が前記天体の周りを回る軌道の異なる部分において太陽からの照明を受け、前記第1および第2のパネルの各々は熱放射率よりも実質的に小さい太陽熱吸収率を有する外面を有し、前記第3および第4のパネルの各々は熱放射率よりも実質的に低い太陽熱吸収率を有する外面を有し、前記第1、第2、第3および第4のパネルは前記宇宙船に対する内面を有し、それらの間で熱エネルギを放射するようになっている熱制御装置。

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