特許
J-GLOBAL ID:200903021839420407

白黒反転領域識別装置、及びその装置を使用した表認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-142708
公開番号(公開出願番号):特開平10-334183
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 帳票等の表形式の画像データを認識する認識装置に係り、特に白黒反転領域を正確に識別し、該識別結果に従って表認識を行う。【解決手段】 画像入力部30を介してスキャナー等で読みとった画像データを画像領域格納部31に格納し、その画像データに対し、線分抽出部32は線分抽出マスクを使用し、局所的な領域を順次切り出し、線分統合部33によって当該領域の黒画素数が所定値を越える線分を水平方向、垂直方向に統合し、白黒反転領域決定部35によって上記統合線分の中の一定の閾値以上の線分を白黒反転候補領域と識別し、この白黒反転候補領域が例えば水平方向と垂直方向に重なる領域を白黒反転領域と決定する。また、罫線抽出部34により抽出された罫線、及び上記白黒反転領域に従って帳票等の表を認識する。
請求項(抜粋):
表形式の2値イメージデータに対し、水平方向に長い線分抽出マスクを用いて水平方向に走査し、垂直方向に長い線分抽出マスクを用いて垂直方向に走査し、黒画素密度が所定の閾値より高い領域をそれぞれ抽出する領域抽出手段と、該領域抽出手段で抽出した前記黒画素密度の高い領域をそれぞれのマスク走査方向に直交する方向で統合する第1の統合手段と、該第1の統合手段で統合した領域の線幅が所定の閾値以上であれば白黒反転候補領域であるとし、該白黒反転候補領域をそれぞれのマスク走査方向に統合する第2の統合手段と、該第2の統合手段で統合した白黒反転候補領域の輪郭に対し、水平方向及び垂直方向の線分セグメント列を作成する線分セグメント列作成手段と、該線分セグメント列作成手段で作成された水平方向の線分セグメント列と垂直方向の線分セグメント列で囲まれた領域を白黒反転領域に設定する白黒反転領域設定手段と、を備えたことを特徴とする白黒反転領域識別装置。
IPC (3件):
G06K 9/20 340 ,  G06F 17/21 ,  G06F 19/00
FI (4件):
G06K 9/20 340 J ,  G06F 15/20 530 A ,  G06F 15/20 548 A ,  G06F 15/22 310 D

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