特許
J-GLOBAL ID:200903021843788915

燃料電池設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-055902
公開番号(公開出願番号):特開平5-205761
出願日: 1991年02月27日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 イナートガスの消費量を減少させることである。【構成】 カソード極3内の圧力が下降して容器1とカソード極3間の差圧が所定の差圧以上になった場合、或いはカソード極3とアノード極4間の差圧が一方の圧力が低下することにより所定の差圧以上になった場合にのみガス供給管16,18に接続した遮断弁21,24を開いてイナートガスをカソード極3やアノード極4に供給し、それ以外の場合は遮断弁21,24を全閉にしてあるため、カソード極3やアノード極4内の圧力が上昇して圧力制御弁23,26を開いた際に遮断弁21,24よりも上流側のイナートガスがカソード極3、アノード極4からガス排出管7,17、9,19へ流出することがない。
請求項(抜粋):
カソード極3及びアノード極4並びに両極3,4間に介在する電解質5を備えた燃料電池2と、該燃料電池2を格納する容器1と、中途部に遮断弁21が接続され且つイナートガスをカソード極3へ供給し得るようにしたガス供給管16と、中途部に遮断弁24が接続され且つイナートガスをアノード極4へ供給し得るようにしたガス供給管18と、中途部に圧力制御弁23が接続され且つイナートガスをカソード極3から排出し得るようにしたガス排出管17と、中途部に圧力制御弁26が接続され且つイナートガスをアノード極4から排出し得るようにしたガス排出管19と、容器1とカソード極3或いはアノード極4間の差圧Aaを検出する差圧検出器27と、カソード極3とアノード極4間の差圧Abを検出する差圧検出器28と、各差圧検出器27,28で検出した差圧Aa,Abが予め設定した下限設定差圧A1a,A1b以下の場合には前記遮断弁21,24を全開にし下限設定差圧A1a,A1bよりも大きい所定の差圧の場合には前記遮断弁21,24を全閉にする弁開閉指令V1a,V1bを前記遮断弁21,24に与え、前記差圧検出器27,28で検出した差圧Aa,Abが予め設定した上限設定差圧A3a,A3b以上の場合には前記圧力制御弁23,26を開き、上限設定差圧A3a,A3bよりも小さい所定の差圧の場合には前記圧力制御弁23,26を絞る弁開閉指令V2a,V2bを前記圧力制御弁23,26へ与える差圧制御装置29,30を備えてなることを特徴とする燃料電池設備。

前のページに戻る