特許
J-GLOBAL ID:200903021847743070
体脂肪測定装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-322912
公開番号(公開出願番号):特開平9-154829
出願日: 1995年12月12日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 細胞膜の容量成分を含まず、純粋に抵抗と等価の生体電気インピーダンスを求めるようにし、体脂肪を正確に測定できるようにする。【解決手段】 開示される体脂肪測定装置4は、被験者の体Bにマルチ周波数電流Iaを流す信号出力回路5と、被験者の体Bを流れるマルチ周波数電流Iaを検出する電流検出回路6と、被験者の手足間の電圧Vbを検出する電圧検出回路7と、各種演算処理を行うCPU10と、CPU10の処理プログラムを記憶するROM11と、各種データを一時記憶するRAM12と、被験者の手足に貼り付けられる4個の表面電極Hp,Hc,Lp,Lcとを有して構成される。CPU10は、周波数無限大時の生体電気インピーダンスに基づいて、被験者の体脂肪率等の身体組成を推計する。周波数無限大では、細胞膜が容量性能力を失うので、測定される生体電気インピーダンスは、純粋に抵抗と等価になる。
請求項(抜粋):
被験者の身長、体重、性別、年齢、人種に関する人体特徴項目のうち少なくとも一の項目に係る人体特徴データを入力するための人体特徴データ入力手段と、所定の周波数範囲で周波数が時間変化するマルチ周波数電流を生成し、生成したマルチ周波数電流を被験者の手甲部と足甲部とにあてた2つの電極から被験者の体に流すためのマルチ周波数電流生成手段と、被験者の体を流れる前記マルチ周波数電流を検出するための電流検出手段と、該電流検出手段の検出動作に同期して、被験者の前記手甲部と前記足甲部とにあてた別の2つの電極から被験者の手足間の電圧を検出するための電圧検出手段と、前記電流検出手段から得られた電流データと、前記電圧検出手段から得られた電圧データとを周波数毎に記憶するための記憶手段と、該記憶手段に記憶された周波数毎の前記電流データ及び前記電圧データを順次読み出して、各周波数についての被験者の生体電気インピーダンスを算出する生体電気インピーダンス算出手段と、該生体電気インピーダンス算出手段から得られた各周波数についての被験者の前記生体電気インピーダンスに基づいて、最小二乗法の演算手法に従って、周波数0から周波数無限大までのインピーダンス軌跡を算出するインピーダンス軌跡算出手段と、該インピーダンス軌跡算出手段から得られた前記インピーダンス軌跡に基づいて、周波数無限大の時の被験者の前記生体電気インピーダンスを決定する周波数無限大時インピーダンス決定手段と、該周波数無限大時インピーダンス決定手段によって求められた周波数無限大の時の被験者の前記生体電気インピーダンスと、前記人体特徴データ入力手段から入力された被験者の前記人体特徴項目のうち少なくとも一の項目に係る人体特徴データに基づいて、被験者の体脂肪率を含む身体組成を推計する身体組成推計手段とを備えてなることを特徴とする体脂肪測定装置。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B 5/05 B
, G01R 27/02 A
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