特許
J-GLOBAL ID:200903021852668094

家畜用粉粒状飼料の熱処理装置及びそのような熱処理装置を備えた処理設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-127939
公開番号(公開出願番号):特開平11-318411
出願日: 1998年05月11日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、原料の一部にサルモネラ菌等の細菌が含まれている場合であっても、完全に死滅させることができ、また農家等において、貯蔵サイロ等から取出す場合であっても流動性がよく、かつ給餌時に粉塵を発生させず、さらに必要に応じて熱に弱い成分を、熱処理行程後に混合しかつ均質化することができるような粉粒状の飼料とすることができる熱処理装を提供する。【解決手段】 本発明の熱処理装置は、投入口と排出口とを有しかつ傾斜して配置された管状ケーシングを備え、この管状ケーシングの上端部及び下端部が側板により密閉され、その上面には複数の開口部が備えられ、この各開口部に、蒸気を噴射するためのノズル及びまたは補助液体物質を噴射するためのノズルが連結され、その内部には、前記蒸気を攪拌するための複数の羽根が間隔を置いて配置された回転軸が備えられ、その際、この回転軸の両端が前記側板に支承され、駆動手段を介して駆動され、さらに前記排出口に、管状ケーシング内に案内された飼料の滞留時間を調整する排出量調整装置が連接して設けられている。
請求項(抜粋):
上流側の投入口(31)と下流側の排出口とを有しかつ傾斜して配置された管状ケーシング(3)を備え、この管状ケーシング(3)の上端部及び下端部が側板(33,34)により密閉され、この管状ケーシングの上面には複数の開口部(35)が備えられ、この各開口部に、蒸気源から供給される蒸気を噴射するためのノズル及びまたは補助液体物質を噴射するためのノズルが連結されており、また、管状ケーシング(3)の内部には、この管状ケーシング内に噴射された蒸気を攪拌するための複数の羽根(42)が間隔を置いて配置された回転軸(41,41′)が備えられており、その際、この回転軸(41,41′)の両端が前記側板(33,34)に支承され、前記ケーシングの外側に備えられた駆動手段を介して駆動され、さらに前記排出口に、管状ケーシング(3)内に案内された飼料の滞留時間を調整する排出量調整装置(2)が連接して設けられていることを特徴とする家畜用粉粒状飼料の熱処理装置。
IPC (2件):
A23N 17/00 ,  A23K 3/00
FI (2件):
A23N 17/00 Z ,  A23K 3/00
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平3-035762
  • 特開昭55-045360
  • 特開昭61-031072
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審査官引用 (5件)
  • 特開平3-035762
  • 特開昭55-045360
  • 特開昭61-031072
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