特許
J-GLOBAL ID:200903021864982924

信号分析方法および信号分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-265002
公開番号(公開出願番号):特開2003-076385
出願日: 2001年08月31日
公開日(公表日): 2003年03月14日
要約:
【要約】【課題】偽スペクトル成分を避けて、正確に高速度で正しい周波数成分を抽出できる信号分析方法および信号分析装置を提供し、また、隣接する周波数成分を分離して抽出することができる信号分析方法および信号分析装置を提供する。【解決手段】分析信号の窓の片側での値をゼロに設定し、窓とゼロを埋めた領域を含む領域で周波数分析を行い、得られた周波数分布における主要周波数成分を抽出し、分析信号から差し引いて、残差波形を求め、該残差信号について、上記の処理を繰り返し、次の主要周波数成分と次の残差信号を求め、上記の処理をさらに繰り返し、分析信号の全ての主要周波数成分を順次に抽出し、該全ての主要周波数成分を合成する。
請求項(抜粋):
時間によって変化する原信号の主要周波数成分を抽出して合成する信号分析方法であって、前記原信号の第1の時間区間における部分を切り出して、第1の信号とする信号切り出し工程と、前記第1の時間区間および前記第1の時間区間の片側にあるゼロ埋めこみ区間の和からなる第2の時間区間において、第2の信号を定義し、前記第1の時間区間において、該第2の信号の値は前記第1の信号の値と同一であり、前記ゼロ埋めこみ区間において、前記第2の信号の値をゼロに設定するゼロ埋めこみ工程と、該第2の時間区間において、前記第2の信号の周波数成分を分析する周波数分析工程と、前記分析によって得られた前記第2の信号の第1の主要周波数成分に対応する波形を前記第1の時間区間において前記第1の信号の波形から差し引いて、該差信号を第1の残差信号とする主要成分抽出と引算工程と、前記第1の残差信号について、前記ゼロ埋めこみ工程、周波数分析工程、及び主要成分抽出と引算工程の処理を繰り返し、得られた前記第2の信号の第2の主要周波数成分に対応する波形を前記第1の残差信号の波形から差し引いた第2の残差信号を求める工程と、さらに、前記原信号の他の主要周波数成分を順次に求めて、これらの主要周波数成分を前記原信号として合成する工程とを有する信号分析方法。
IPC (3件):
G10L 11/00 ,  G01R 23/16 ,  H03M 7/30
FI (5件):
G01R 23/16 A ,  H03M 7/30 A ,  G10L 9/00 A ,  G10L 9/16 ,  G10L 7/02 A
Fターム (6件):
5J064AA01 ,  5J064AA03 ,  5J064BB01 ,  5J064BB04 ,  5J064BC08 ,  5J064BD01

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