特許
J-GLOBAL ID:200903021870629160

ボディパネルの変速機コントロールケーブル貫通構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262044
公開番号(公開出願番号):特開2000-085395
出願日: 1998年09月16日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】【課題】 パネル開口部を塞ぐグロメットの全周のシール状態を良好にする。【解決手段】 変速機コントロールケーブル5が貫通するケーブル開口部3はグロメット9で塞がれている。グロメット9はボディパネル1に対して2つの締め付け点x1,x2で固定される。固定ラインLの両側ではリテーナ縁部までのオフセット距離が異なっている(OS1>OS2)。リテーナプレート13は、オフセット距離が大きい側において、ボディパネル1に向かって傾斜している。従って、リテーナの固定時、リテーナプレート13が反り返るように弾性変形し、オフセット距離が大きい側のリテーナ縁部領域zのシール力が増大する。その結果、固定ラインLの両側で、グロメット9をボディパネル1に押し付ける力、すなわちシール力を均一化することができる。
請求項(抜粋):
車室内外に配設される変速機のコントロールケーブルが貫通するケーブル開口部を有するボディパネルと、前記ケーブル開口部を塞ぐグロメットと、前記グロメットを挟んで前記ボディパネルに固定され、前記グロメットを前記ボディパネルに押さえつけて両者の間をシールするリテーナと、を有し、前記リテーナの固定点は前記ケーブル開口部を挟んだ2箇所であり、これら2つの固定点を結ぶ固定ラインの両側では前記固定ラインからリテーナ縁部までのオフセット距離が異なる、ボディパネルの変速機コントロールケーブル貫通構造において、前記リテーナのオフセット距離が大きい側に前記ボディパネルに向かって傾斜するリテーナ傾斜部を設け、リテーナ固定時の前記リテーナ傾斜部の弾性変形を利用して前記グロメットのシール力を増大し、前記固定ラインの両側のシール力を均一化したことを特徴とするボディパネルの変速機コントロールケーブル貫通構造。
IPC (2件):
B60K 20/00 ,  B62D 25/20
FI (2件):
B60K 20/00 A ,  B62D 25/20 G
Fターム (13件):
3D003AA07 ,  3D003AA18 ,  3D003BB01 ,  3D003CA14 ,  3D003DA08 ,  3D003DA13 ,  3D003DA16 ,  3D003DA27 ,  3D040AA04 ,  3D040AB01 ,  3D040AC29 ,  3D040AD02 ,  3D040AF07

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