特許
J-GLOBAL ID:200903021877520539

油圧ショベルの干渉防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231590
公開番号(公開出願番号):特開平9-078632
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【目的】 作業機の位置に対応して出力される電流信号の出力値を煩雑な手間を要せずに、容易に調整できる油圧ショベルの干渉防止装置を提供する。【構成】 演算装置11が、作業機9と運転室2との位置関係に応じてあらかじめ定められる減速領域および停止領域をデータマップとして記憶し、各領域に対応する電流信号の基準値とを記憶する記憶部15と、作業機9の相対的位置が前記領域に位置するか否か判定して電流信号を駆動制御部18へ出力する比較演算部16と、外部の入力装置33から入力される電流信号の補正値を記憶するシリアルROMとを有し、前記補正値に基づき前記電流信号の基準値を増減する。
請求項(抜粋):
上下方向の回動が可能なブームおよびアームと、前記ブームおよび前記アームのいずれか一方を水平面内で作動させる作動手段を有する作業機を本体上の運転室側方に設け、前記ブームの回動量および前記作動手段による水平面内での作動量をそれぞれ検出する角度検出器と、この角度検出器から出力される検出値に基づいて前記作業機と前記運転室との位置関係を演算する演算手段と、この演算手段の演算結果に応じて前記作業機の動作を制御する制御手段とを備え、前記作業機と前記運転室との干渉を防止する油圧ショベルの干渉防止装置において、前記演算手段が、前記作業機と前記運転室との位置関係に応じてあらかじめ定められる減速領域および停止領域をデータマップとして記憶するとともに、これら減速領域および停止領域にそれぞれ対応する電流信号の基準値を記憶する基準データ記憶部と、前記データマップと前記演算手段の演算結果を照合することにより前記作業機の相対的位置が前記減速領域あるいは停止領域に位置するか否か判定し、この判定結果に応じて前記電流信号を出力する比較演算部と、外部の入力装置から入力される前記電流信号の補正値を記憶する補正データ記憶部とを備え、前記電流信号の補正値に基づき前記電流信号の基準値を増減して出力し、この電流信号の出力値に応じて前記作業機の動作を制御するようにしたことを特徴とする油圧ショベルの干渉防止装置。
IPC (2件):
E02F 9/20 ,  E02F 9/24
FI (2件):
E02F 9/20 G ,  E02F 9/24 B

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