特許
J-GLOBAL ID:200903021881474975

電磁弁駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-080910
公開番号(公開出願番号):特開2003-278585
出願日: 2002年03月22日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 ピーク電流供給用コンデンサの充電電圧や電磁コイル等のばらつきに影響されず且つ電磁弁の確実な動作を達成しつつ、電磁コイルから上記コンデンサへエネルギーを回収することができる電磁弁駆動装置を提供する。【解決手段】 インジェクタの電磁コイルL1に、まずコンデンサ9からピーク電流を流し、次いで定電流制御部31により定電流を流す共に、該定電流の値を第1定電流I1から第2定電流I2(<I1)へと切り替える燃料噴射制御装置1では、I1の供給終了時に、フリップフロップFF1からパルスK1を発生させて通電用トランジスタTr1を一時オフさせることにより、電磁コイルL1からダイオードD1を介しコンデンサ9へエネルギーを回収するが、特に、コンデンサ9に回収される電流をコンパレータ39で判定して、I1の供給終了時から回収電流がI2と同じ値まで下がるまでの間、上記パルスK1を発生させる。
請求項(抜粋):
電磁弁の電磁コイルへ電流を供給するための電流供給経路に直列に設けられたスイッチング素子と、電源電圧を昇圧してコンデンサを充電する充電手段と、前記電磁コイルに通電すべき駆動期間の間、前記スイッチング素子をオンさせて前記電磁コイルへ電流を流すことにより前記電磁弁を動作させる制御手段と、該制御手段によって前記スイッチング素子がオンされた時に、前記コンデンサから前記電流供給経路を介し前記電磁コイルへ該コンデンサの放電電流からなるピーク電流を供給して、前記電磁弁を速やかに動作状態へと移行させるピーク電流供給手段と、該ピーク電流供給手段による前記ピーク電流の供給後、前記電流供給経路に前記ピーク電流よりも小さい一定の電流(以下、定電流という)を供給して該定電流を前記電磁コイルに流すことにより前記電磁弁の動作状態を保持すると共に、前記定電流の値を、前記駆動期間が終了するまでに、第1定電流からそれよりも小さい第2定電流へと切り替える定電流供給手段と、該定電流供給手段が前記第1定電流の供給を終了した時に、前記スイッチング素子を一時的にオフさせて、該スイッチング素子のオフに伴い発生する前記電磁コイルのフライバックエネルギーを電流の形で前記コンデンサへと回収させるエネルギー回収手段と、を備えた電磁弁駆動装置において、前記エネルギー回収手段は、前記電磁コイル側から前記コンデンサに回収される電流(以下、回収電流という)を検出して、前記定電流供給手段が前記第1定電流の供給を終了した時から、前記回収電流が予め設定された回収期間終了判定値まで下がるまでの間、前記スイッチング素子をオフさせるように構成されていること、を特徴とする電磁弁駆動装置。
IPC (4件):
F02D 41/20 380 ,  F02D 41/40 ,  F02M 51/00 ,  F02M 51/06
FI (5件):
F02D 41/20 380 ,  F02D 41/40 B ,  F02M 51/00 A ,  F02M 51/00 G ,  F02M 51/06 M
Fターム (13件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066BA00 ,  3G066CC06U ,  3G066CD26 ,  3G066CE29 ,  3G066DA01 ,  3G301HA02 ,  3G301JA00 ,  3G301LB11 ,  3G301LC10 ,  3G301MA11 ,  3G301PE03Z

前のページに戻る