特許
J-GLOBAL ID:200903021882038982

摩擦力測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-262348
公開番号(公開出願番号):特開2005-351911
出願日: 2005年09月09日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】 部材間の摩擦力を高精度に測定し、高精度な摩擦係数を測定する。【解決手段】 駆動モータ23により駆動されるスライダ21bに試料T2を固定し、この上に試料T1を載置しさらに重り31bを載置する。この状態で駆動モータ23を停止状態から駆動させ、スライダ21bに固定したリニアエンコーダ24の検出信号SEからスライダ21bが移動し始めた時点を検出し、その時点の駆動モータ23のモータ電流値である検出電流iと駆動モータ23の推力定数から推力を求めこれを静摩擦力とする。また、駆動モータ23を定速度で駆動し、リニアエンコーダ24の検出信号SEからスライダ21bが定速移動中であることを検出したときの検出電流iに応じた推力を、駆動モータ23の電流-推力特性から求め、これを動摩擦力とする。そして、これら動及び静摩擦力と試料間の接触面に作用する重り31bに応じた垂直荷重との比から、動及び静摩擦係数を算出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1の部材を、当該第1の部材と接触する第2の部材との接触面と平行な特定方向に移動させ、前記第1の部材及び第2の部材間の動摩擦力及び静摩擦力を測定する摩擦力測定装置であって、 前記第1の部材に対して前記特定方向に作用する力を加える駆動モータと、 当該駆動モータを駆動制御する制御装置と、 前記第1の部材の移動状況を検出する移動状況検出手段と、 当該移動状況検出手段の検出状況から前記第1の部材が所定の移動状況にあることを検出したとき前記駆動モータのモータ電流値をもとに前記動摩擦力及び静摩擦力を測定する摩擦力測定手段と、を備え、 前記制御装置は、停止状態にある前記第1の部材を移動させるための静摩擦力測定用の推力指令信号及び前記第1の部材を速度制御するための速度制御信号のうち、前記静摩擦力を測定するときには前記推力指令信号を選択し、前記動摩擦力を測定するときには前記速度制御信号を選択する切り換えスイッチと、 当該切り換えスイッチで選択された信号を指令信号とし、当該指令信号と前記駆動モータに供給されたモータ電流値との差分信号を演算する演算器と、 当該演算器からの差分信号を入力し前記駆動モータへの指令電流を出力する電流アンプと、 前記移動状況検出手段の検出信号を速度信号に変換する変換器と、 前記第1の部材を定速移動させるための動摩擦力測定用の速度指令信号と前記変換器で変換された速度信号との差分信号を演算する演算器と、 当該演算器からの差分信号を入力し前記速度制御信号を出力する速度アンプと、を含む回路を有することを特徴とする摩擦力測定装置。
IPC (1件):
G01L5/00
FI (1件):
G01L5/00 G
Fターム (3件):
2F051AB01 ,  2F051AB06 ,  2F051AC01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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