特許
J-GLOBAL ID:200903021885993233

フェノール樹脂製歯車の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-240767
公開番号(公開出願番号):特開平7-088866
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】特定の製法による成形材料を用いることにより、成形した樹脂製歯車の歯部に強度の方向性がなく、場所による強度差も小さく、かつ高強度を保持したフェノール樹脂製歯車を製造する。【構成】フェノール樹脂粉末とアラミド繊維チョップを水に分散し、抄造してシート状成形材料1とし、幅140mm、長さ460mmで、一方の相対する角度が60 ゚の平行四辺形に打ち抜く。この成形材料の短い方の相対する2辺を突き合わせて筒状体2とする。そして、仮成形金型13に投入し、筒状体2の軸方向に圧縮して仮成形し、ドーナツ状の歯部構成用成形材料3とする。本成形金型の中央部に金属製ブッシュを配置し、その周囲に歯部構成用成形材料3を配置して190°Cで加熱加圧成形を行い二者を一体化する。歯は、成形後に、歯部構成用成形材料3で成形された部分に機械切削により形成する。
請求項(抜粋):
フェノール樹脂粉末と補強繊維とを必須成分としてこれらを液中に分散させ抄造したシート状成形材料を筒状に形成し、この筒状体をその軸方向に加圧して歯部構成用成形材料とし、中心に配置したブッシュの周辺に前記歯部構成用成形材料を配置して、両者を加熱加圧成形して一体化する工程を経ることを特徴とするフェノール樹脂製歯車の製造法。
IPC (6件):
B29C 43/18 ,  B29D 15/00 ,  B29K 61:04 ,  B29K105:08 ,  B29K105:20 ,  B29L 15:00

前のページに戻る