特許
J-GLOBAL ID:200903021887643124

変圧器保護継電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-375954
公開番号(公開出願番号):特開2002-186169
出願日: 2000年12月11日
公開日(公表日): 2002年06月28日
要約:
【要約】【課題】Δ差動電流(Id)を動作量とした電流差動リレーによる変圧器保護リレーは、変圧器の内外部事故識別は行えるが、Δ量に応動するがゆえにリレー動作様相と実際の事故相が不一致となる場合があり、ユーザが実際の事故相に関する情報を知りたくても、Δ量で演算する電流差動リレーの動作様相では不十分であり、混乱を招く可能性がある。【解決手段】Δ差動電流(Id)を動作量として演算する電流差動リレー動作出力による2相動作条件、3相動作条件および1相動作条件をそれぞれ構成し、1相動作条件成立時は当該電流差動リレーの演算相を事故相と判別し、2相動作条件成立時は当該電流差動リレーの演算相に共通している相を事故相と判別し、3相動作条件成立時は3相事故と判別し、外部に表示するように構成した。
請求項(抜粋):
Y-△結線を有する変圧器のY巻線側および△巻線側にそれぞれ設けられた変流器の2次電流を入力し、ディジタル量に変換する電気量入力手段と、Y巻線側の2次電流の各相間差分(Δ量)を求める手段と、この各相間差分とΔ巻線側の2次電流とによりΔ差動電流(Id)を求める手段と、このΔ差動電流Idを動作量とする電流差動リレー演算を行う手段とから成る変圧器保護継電装置において、前記電流差動リレーが1相だけ動作した場合は、動作した電流差動リレーの演算相に該当する2相を事故相として表示し、電流差動リレーが2相だけ動作した場合は、動作した電流差動リレーの演算相に共通する相を事故相として表示し、電流差動リレーが3相動作した場合は、全相を事故相として表示するように構成したことを特徴とする変圧器保護継電装置。
Fターム (5件):
5G043AA02 ,  5G043AB01 ,  5G043AC01 ,  5G043AC02 ,  5G043CB01

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