特許
J-GLOBAL ID:200903021891762260
建機の油圧回路構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-081008
公開番号(公開出願番号):特開平6-300002
出願日: 1993年04月08日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 ロードセンシンングにおいて、複数のアクチュエータを同時駆動時の片駆動の不都合を解消させるとともに、エンジン回転を落とせば作業装置の駆動速度も遅くなるようにして操作性を向上させる。【構成】 ブームや旋回等のアクチュエータ要求流量に応じてポンプ吐出流量を調節設定する差圧感知型の負荷制御を行うバックホウにおいて、各制御弁内の絞り弁に対する圧油供給下手側であり、かつ、アクチュエータに対する圧油供給上手側に圧力補償弁Gを配備してアフターオリフィス構造を採る。圧力補償弁Gを流路断絶位置に付勢するバネJの付勢力がエンジン回転数の増大に伴って弱くなり、かつ、エンジン回転数の減少に伴って強くなる状態に、エンジン回転計30とバネJの固定側位置を移動させる位置シリンダ26とを、制御装置29で連係する差圧検出回路を備える。
請求項(抜粋):
油圧駆動型のアクチュエータ(D)と、これに圧油を供給する可変容量型の油圧ポンプ(1)と、該油圧ポンプ(1)から吐出される圧油の供給方向を制御して前記アクチュエータ(D)に供給する制御弁(E)と、この制御弁(E)に内装されて前記アクチュエータ(D)への圧油供給経路に対して絞り作用する絞り弁(F)と、前記油圧ポンプ(1)の単位時間当たりの吐出油量を可変設定する調節アクチュエータ(2)と、この調節アクチュエータ(2)に対する圧力補償型の圧力調節弁(3)とを備え、前記圧力調節弁(3)のバネ側油室(3x)と前記絞り弁(F)に対する圧油供給下手側部分とを連通する油路(3t)、及び、前記制御弁(E)の圧油供給ポート(15)又は該ポート(15)に連通する油路と、前記圧力調節弁(3)のバネ側油室(3x)に対向する反バネ側油室(3y)とを連通する油路(14)を備え、前記絞り弁(F)に対する圧油供給下手側であり、かつ、前記アクチュエータ(D)に対する圧油供給上手側に圧力補償弁(G)を配備し、この圧力補償弁(G)を流路断絶位置に付勢するための付勢機構(J)を配備し、この付勢機構(J)の付勢力がエンジン回転数の増大に伴って弱くなり、かつ、エンジン回転数の減少に伴って強くなる状態に、エンジン(En)の回転数を検出する検出手段(30)と前記付勢機構(J)を連係する差圧変更手段(K)を備えてある建機の油圧回路構造。
IPC (3件):
F15B 11/00
, E02F 9/20
, F15B 11/05
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