特許
J-GLOBAL ID:200903021894840946

石油コークス供給原料のガス化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川原田 一穂 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-513605
公開番号(公開出願番号):特表平9-505092
出願日: 1994年11月10日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】(a)溶鉱炉スラグ、発電所フライアッシュ、石炭ガス化スラグ、砂、X(ここでXはCaO、CaCO3、MgO、MgCO3、酸化鉄、酸化ホウ素、酸化ナトリウム、酸化カリウム及びその混合物から構成される群から選択される塩基性灰成分である)、Al2O3及びSiO2から構成される群から選択される少なくとも1種のスラグ形成材料と、灰の不足する実質的に乾燥した石油コークス供給原料を混合して混合物を生成し、前記混合物における少なくともX:Al2O3:SiO2重量比を決定し、この重量比をX,Al2O3,SiO2三成分系状態図上にプロットし、前記混合物がガス化条件で実質的に液相のスラグを形成するために適当な組成をもつか否かを状態図情報から判定する段階と、(b)ガス化条件下で水蒸気の存在下に内壁及びスラグタップをもつガス化装置で前記混合物をガス化し、水素と一酸化炭素を含むガスを生成する段階とを含む石油コークス供給原料のガス化方法であって、ガス化条件で前記混合物中のスラグ形成材料は、前記ガス化装置の前記内壁を湿潤して前記内壁上にスラグの内側凍結層とスラグの外側溶融層を形成する適当な粘度のスラグを生成し、前記溶融スラグは前記スラグタップを通って自由に流動し、前記溶融スラグはガス化装置の頂部から伴出しない。
請求項(抜粋):
溶鉱炉スラグ、発電所フライアッシュ、石炭ガス化スラグ、砂、X(ここでXはCaO、CaCO3、MgO、MgCO3、酸化鉄、酸化ホウ素、酸化ナトリウム、酸化カリウム及びその混合物から構成される群から選択される塩基性灰成分である)、Al2O3及びSiO2から構成される群から選択されるスラグ形成材料である少なくとも1種の添加成分と、灰の不足する実質的に乾燥した石油コークス供給原料を混合し、少なくとも添加成分/供給原料混合物を生成し、前記添加成分/供給原料混合物における少なくともX:Al2O3:SiO2重量比を決定し、この重量比をX,Al2O3,SiO2三成分系状態図上にプロットし、前記添加成分/供給原料混合物がガス化条件で実質的に液相のスラグを形成するために適当な組成をもつか否かを前記状態図情報から判定する段階と、ガス化条件下で水蒸気の存在下に内壁及びスラグタップをもつガス化装置で前記添加成分/供給原料混合物をガス化し、水素と一酸化炭素を含むガスを生成する段階とを含む石油コークス供給原料のガス化方法であって、ガス化条件で前記添加成分/供給原料混合物中のスラグ形成材料が、前記ガス化装置の前記内壁を湿潤して前記内壁上にスラグの内側凍結層とスラグの外側溶融層を形成する適当な粘度のスラグを生成し、前記溶融スラグが前記スラグタップを通って自由に流動し、前記溶融スラグがガス化装置の頂部から伴出しない前記方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭62-056305
  • 特開昭59-140292
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-056305
  • 特開昭59-140292

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