特許
J-GLOBAL ID:200903021896774886

波長同調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-013937
公開番号(公開出願番号):特開2000-216466
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 2000年08月04日
要約:
【要約】【課題】 レーザ発振器の出力光の波長がシーディング光に同調しているかどうかを確認して、波長制御を行うことが可能な波長同調回路を得ること。【解決手段】 レーザ媒質をレーザ共振器内に所有するレーザ発振器と、シーディング光を前記レーザ発振器内に入射して波長同調するレーザレーダ光源において、共振器長制御素子と、前記レーザ発振器から一部取り出した前記レーザ光または一部取り出した前記シーディング光のどちらか一方の周波数を周波数シフトし、前記周波数シフト後のそれぞれの光を合波し、合波した出力光のビート周波数をローパスフィルタおよびハイパスフィルタで周波数弁別し、それぞれの出力信号をそれぞれ検波回路で周波数-電圧変換し、その差分を前記レーザ共振器長を制御するための誤差信号とし、これに基づいて前記共振器長制御素子を動作させる波長制御手段とを備えた。
請求項(抜粋):
レーザ光を出力するレーザ媒質と、前記レーザ媒質を励起する励起光源と、前記励起光源の出力タイミングを決定するトリガ信号を出力するQスイッチトリガ発振器と、前記励起光源の出射光を前記レーザ媒質に入射する励起光入射手段と、前記レーザ媒質をレーザ共振器内に所有するレーザ発振器と、シーディング光を出射するインジェクション・シーディング装置と、前記シーディング光を前記レーザ発振器内に入射するシーディング光注入手段と、前記レーザ共振器の共振器長を制御する共振器長制御素子と、前記レーザ共振器からレーザ光の一部を取り出す出力光サンプル手段と、一部取り出した前記レーザ光または一部取り出した前記シーディング光のどちらか一方の周波数をシフトする周波数シフト手段と、一部取り出した前記レーザ光と一部取り出した前記シーディング光を前記周波数シフト手段の出力側で合波する合波手段と、前記合波手段の出力光を受光し、ビート周波数を出力する受光器と、前記ビート周波数を周波数弁別するローパスフィルタおよびハイパスフィルタと、前記ローパスフィルタおよびハイパスフィルタそれぞれの出力信号をそれぞれ周波数-電圧変換する2つの検波回路と、前記2つの検波回路の出力信号の差分をとり前記レーザ共振器長を制御するための誤差信号を出力する減算器と、前記誤差信号に基づいて前記共振器長制御素子に波長制御信号を与えることにより当該共振器長制御素子を動作させる波長制御手段とを備えた波長同調回路。
IPC (2件):
H01S 3/11 ,  H01S 3/137
FI (2件):
H01S 3/11 ,  H01S 3/137
Fターム (4件):
5F072HH02 ,  5F072HH05 ,  5F072KK06 ,  5F072KK30

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