特許
J-GLOBAL ID:200903021906193011
ニトロキシドおよび他の補助添加剤を使用するパルプおよび紙の黄色化の抑制
発明者:
,
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-504107
公開番号(公開出願番号):特表2001-510881
出願日: 1998年07月14日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】ニトロキシドおよび他の補助添加剤を使用してパルプおよび紙の黄色化を抑制する。【解決手段】 まだリグニンを含有しているパルプまたは紙、特に化学力的または熱力学的パルプまたは紙では、それらが立体障害性アミン化合物、好ましくはそれらのニトロキシド、ヒドロキシルアミンまたはアンモニウム塩の有効安定化量を含有する場合、黄色化に対する耐性の増加がもたらされる。この性能はしばしば、紫外線吸収剤、重合抑制剤、ニトロン、蛍光増白剤、金属キレート剤、イオウ含有安定剤、金属塩およびジエン化合物からなる群から選択された補助添加剤の一種またはそれより多くの存在により更に増加される。ニトロキシド、ヒドロキシルアミンまたはそれらの塩、ベンゾトリアゾールまたはベンゾフェノン、紫外線吸収剤および金属キレート剤の組み合わせが特に有効である。選択された1-オキシル-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-4-オール誘導体および選択されたヒドロキシルアミン塩が新規化合物であり、そしてこれらは上記目的のために驚くべき効果を有する。
請求項(抜粋):
(a)まだリグニンを含有しているパルプまたは紙;および(b)次式IまたはII【化1】〔式中、G1およびG2 は独立して炭素原子数1ないし4のアルキル基を表すか、または一緒になってペンタメチレン基を表し、Z1 およびZ2 はそれぞれメチル基を表すか、またはZ1 およびZ2 は一緒になって付加的にエステル基、エーテル基、ヒドロキシル基、オキソ基、シアノヒドリン基、アミド基、アミノ基、カルボキシ基もしくはウレタン基により置換され得る架橋部分を形成し、Eはオキシル基、ヒドロキシル基、水素原子、アルキル基;ヒドロキシル基、オキソ基もしくはカルボキシ基により置換されたか、または酸素原子もしくはカルボキシ基により中断されたアルキル基;アルケニル基、アルキニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、ビシクロアルキル基、アルコキシ基;ヒドロキシル基、オキソ基もしくはカルボキシ基により置換されたか、または酸素原子もしくはカルボキシ基により中断されたアルコキシ基;シクロアルコキシ基、アルケニルオキシ基、シクロアルケニルオキシ基、アルアルキル基、アルアルコキシ基、アシル基、R’(C=O)O-、R’O(C=O)O-、R’N(C=O)O-(式中、R’は脂肪族もしくは芳香族部分を表す。)またはクロロ基を表し、Xは無機または有機アニオンを表し、そしてカチオンの総電荷hはアニオンの総電荷jと等しい。〕で表される立体障害性アミン化合物(但し、式Iで表される化合物はビス(2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-4-イル)セバケート、または1-(2-ヒドロキシエチル)-2,2,6,6-テトラメチル-4-ヒドロキシピペリジンとコハク酸の重縮合生成物を表さない。)の有効安定化量;からなる光度損失の減少および黄色化に対する耐性の増加がもたらされた組成物。
IPC (5件):
D21H 17/07
, C07D211/94
, C07D405/12
, D21C 9/00
, D21H 21/14
FI (5件):
D21H 17/07
, C07D211/94
, C07D405/12
, D21C 9/00
, D21H 21/14 Z
Fターム (26件):
4C054AA02
, 4C054CC07
, 4C054DD04
, 4C054DD08
, 4C054EE01
, 4C054FF23
, 4C054FF24
, 4C054FF25
, 4C054FF26
, 4C054FF28
, 4C063AA01
, 4C063BB08
, 4C063CC71
, 4C063DD10
, 4C063EE01
, 4L055AC03
, 4L055AC04
, 4L055AG35
, 4L055AG37
, 4L055AH25
, 4L055AH50
, 4L055EA32
, 4L055FA04
, 4L055FA12
, 4L055FA19
, 4L055GA15
引用特許:
審査官引用 (11件)
-
特開平1-106863
-
特開平4-233907
-
特開昭61-146591
全件表示
前のページに戻る