特許
J-GLOBAL ID:200903021913676010

空燃比センサ温調用回路の故障検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-191431
公開番号(公開出願番号):特開平7-043336
出願日: 1993年08月02日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】一つの回路を用いて複数のヒータ付空燃比センサの各ヒータに係る故障を検出する。【構成】V型エンジンの左右各バンクに対応する各三元触媒コンバータの上流側及び下流側のそれぞれにヒータ付各空燃比センサをそれぞれ設ける。各ヒータ付空燃比センサの各ヒータ38a〜41aをエンジンの運転条件や排気通路の温度条件に応じて通電制御することにより、各空燃比センサの温度調節を行う。各ヒータ38a〜41aにおける電圧降下分を基準値と比較するために、電圧効果検出回路61における比較器80の一方の入力端子に全てのヒータ38a〜41aの一端を並列に接続する。そして、全てのヒータ38a〜41aが通電状態であるときに、CPU52により、比較器80の出力結果から各ヒータ38a〜41aの故障を判定する。この構成により、複数のヒータ38a〜41aの各々に対応して故障判定用の回路をそれぞれ個別に設ける必要がない。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気通路に設けられ、温度特性を有する複数の空燃比センサと、前記各空燃比センサにそれぞれ設けられ、前記各空燃比センサを加熱するための通電発熱式の複数のヒータとを備え、前記内燃機関の運転条件や前記排気通路の温度条件に応じて前記各ヒータを通電制御することにより、前記各ヒータの発熱量を調整して前記各空燃比センサの温度調節を行うようにした空燃比センサ温調用回路において、前記各ヒータを流れる電流値又は前記各ヒータにおける電圧降下分を基準値と比較するために、一方の入力端子に前記全てのヒータの一端を並列に接続してなる比較器と、前記全てのヒータが通電状態であるか否かを判断するための通電状態判断手段と、前記通電状態判断手段により前記全てのヒータが通電状態であると判断されたときに、前記電流値又は前記電圧降下分と前記基準値との比較より得られる前記比較器の出力結果に基づき、前記各ヒータの故障を判定するための故障判定手段とを備えたことを特徴とする空燃比センサ温調用回路の故障検出装置。
IPC (5件):
G01N 27/26 391 ,  F02D 35/00 345 ,  F02D 45/00 368 ,  G01N 27/04 ,  G01N 27/409

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