特許
J-GLOBAL ID:200903021913758857

頸動脈波検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-233843
公開番号(公開出願番号):特開2000-060810
出願日: 1998年08月20日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【目的】 頸動脈波を安定して検出することができる頸動脈波検出装置を提供する。【解決手段】 頸動脈波検出装置10が生体の頸に装着されると、ハウジング29に固定された固定センサ56が把持装置12の縮径方向への弾性復帰力により生体の頸を押圧し、さらにその固定センサ56の両側に位置する2つの可動センサ58は固定センサ56の押圧方向に付勢されていることから、その2つの可動センサ58も生体の頸を押圧するので、押圧状態が安定する。また、頸動脈波検出装置10の装着位置は、演算制御回路114において、固定センサ56により検出される脈波の振動成分AC1と、可動センサ58により検出される脈波の振動成分ACa、ACbとが比較されるので、固定センサ56により検出される脈波の振動成分AC1が可動センサ58により検出される脈波の振動成分ACa、ACbよりも大きくなる位置に頸動脈波検出装置10の装着位置が決定できる。すなわち、固定センサ56を正確に頸動脈の上部に位置させることができる。
請求項(抜粋):
生体の頸動脈に押圧されて該頸動脈から脈波を検出する頸動脈波検出装置であって、開口部が長穴状に開口する収容穴を備えたハウジングと、該ハウジングの収容穴に固定された状態で、前記生体の頸動脈を押圧する固定センサと、前記頸動脈の径よりも大きい間隔で該固定センサの両側に位置するように前記ハウジングの収容穴に収容されるとともに、該固定センサの押圧方向に付勢されることにより、該固定センサの押圧方向に移動可能とされた少なくとも2つの可動センサと、前記生体の頸を把持するために全体として一平面内で湾曲させられるとともに弾性復帰力により縮径方向に付勢され、前記ハウジングの収容穴の長穴状の開口部が前記頸動脈を横断する方向となるように、該ハウジングが一端部に装着された把持装置と、前記固定センサにより検出される脈波の振動成分と、前記少なくとも2つの可動センサにより検出される脈波の振動成分とを比較する比較装置とを、含むことを特徴とする頸動脈波検出装置。
Fターム (5件):
4C017AA09 ,  4C017AB10 ,  4C017AC20 ,  4C017EE01 ,  4C017FF15

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