特許
J-GLOBAL ID:200903021914544842

溶接熱影響部の低温靭性に優れた鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-270751
公開番号(公開出願番号):特開2000-096139
出願日: 1998年09月25日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 低Niで溶接熱影響部の低温靭性の優れた鋼板を提供すること。【解決手段】 重量%で、C:0.04〜0.12%、Si:0.4%以下、Mn:0.8〜2.0%以下、P:0.02%以下、S:0.003%以下、Al:0.001〜0.005%、Ni:1.0%未満、Ti:0.005〜0.02%、N:0.002〜0.006%、O:0.001〜0.004%、Mg:0.0001〜0.003%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる化学成分を有し、焼入れ性の指標のDi*が0.7〜1.2の範囲で制限され、且つ、有効Ti量が-0.010%〜+0.005%の範囲とし、MgとAlからなる酸化物を内包する0.01〜0.3μmのTiNが30000個/mm2以上、およびMgとTiの平均含有量の和が15重量%以上である0.5〜5μmの大きさの酸化物が30個/mm2以上存在することを特徴とする。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.04〜0.12%、Si:0.4%以下、Mn:0.8〜2.0%以下、P:0.02%以下、S:0.003%以下、Al:0.001〜0.005%、Ni:1.0%未満、Ti:0.005〜0.02%、N:0.002〜0.006%、O:0.001〜0.004%、Mg:0.0001〜0.003%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなる化学成分を有し、Di*=0.316C1/2(1+0.7Si)(0.35+4.1Mn)(1+0.36Ni)(1+0.37Cu)が0.7〜1.2の範囲で制限され、且つ、有効Ti量=Ti-2(O-0.66Mg-0.89Al)-3.4Nの式で定義される有効Ti量が-0.010%〜+0.005%の範囲とし、MgとAlからなる0.01〜0.1μmの大きさの酸化物を内包する0.01〜0.3μmのTiNが30000個/mm2以上、およびMgとTiの平均含有量の和が15重量%以上である0.5〜5μmの大きさの酸化物が30個/mm2以上存在することを特徴とする低Niで溶接熱影響部の低温靭性の優れた鋼板。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/16
FI (4件):
C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/16
Fターム (16件):
4K032AA00 ,  4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032BA01 ,  4K032CB02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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