特許
J-GLOBAL ID:200903021915364775

第2心音の成分に関する非侵襲性測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 潤三
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-507636
公開番号(公開出願番号):特表2007-532207
出願日: 2005年04月15日
公開日(公表日): 2007年11月15日
要約:
所定時間に亘って測定した患者の複数の第2心音の肺動脈弁由来成分及び大動脈弁由来成分の位置を推定する方法及び装置。この方法は、該所定時間に亘って測定した患者の複数の心音の電子的表示を生成する工程、該所定時間における少なくとも1つの第2心音を該電子的表示を用いて特定する工程、及び、特定した第2心音の各々について、大動脈弁由来成分及び肺動脈弁由来成分の位置を表す推定値を生成する工程を包含する。また、大動脈弁由来成分及び肺動脈弁由来成分の位置を用いて、患者の肺動脈における血圧を推定する方法も開示される。
請求項(抜粋):
所定時間に亘って測定した患者の複数の第2心音の肺動脈弁由来成分及び大動脈弁由来成分を推定する方法であって、以下の工程を包含する方法。 該所定時間に亘って測定した患者の複数の心音の電子的表示を生成する工程; 該所定時間における少なくとも1つの第2心音を該電子的表示を用いて特定する工程; 特定した第2心音の各々について、 周波数重み付きエネルギー(FWE)を計算し、 該FWEを正規化し、 該FWEにおける複数のピークを特定し、 該特定した複数のピークから最大ピークを決定し、そして 該最大ピークを記録し、また該最大ピークの振幅との差が所定の値以下である振幅を有する複数のピークが存在する場合にはこれらも記録し、記録したピークが2つ以上の場合には、最大ピークと2番目に大きいピークとを選び出して、時間的に早い方のピークを第1ピーク、時間的に遅い方のピークを第2ピークとし、第1ピークの位置を表す値をもって大動脈弁由来成分の位置を表す候補値とし、第2ピークの位置を表す値をもって肺動脈弁由来成分の位置を表す候補値とし、そして記録したピークが1つのみの場合には、該1つのピークを大動脈弁由来成分の位置を表す候補値として選び出す工程;及び 該候補値から、該第2心音における大動脈弁由来成分及び肺動脈弁由来成分の位置を表す推定値を生成する工程。
IPC (2件):
A61B 5/025 ,  A61B 7/04
FI (2件):
A61B5/02 350 ,  A61B7/04 Z
Fターム (11件):
4C017AA04 ,  4C017AA19 ,  4C017AB02 ,  4C017AB04 ,  4C017AC16 ,  4C017AC35 ,  4C017BB05 ,  4C017BB13 ,  4C017BC20 ,  4C017CC03 ,  4C017EE15

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