特許
J-GLOBAL ID:200903021915390016

高密度編地の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-352139
公開番号(公開出願番号):特開平7-207550
出願日: 1993年12月31日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 表面の風合が柔らかく、張り及び腰を有する高密度編地を提供する。【構成】 熱伸長性ポリエステル系繊維よりなるA糸条を準備する。熱伸長性ポリエステル系繊維は、主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレートで、構造一体性パラメーターが15〜45%のポリエステル高配向未延伸繊維を、所定の温度で熱延伸及び熱処理することによって得ることができる。一方、熱収縮性ポリエステル系繊維よりなるB糸条を準備する。熱収縮性ポリエステル系繊維の繊度は、熱伸長性ポリエステル系繊維の繊度よりも大きくて且つ15デニール以下である。また、熱収縮性ポリエステル系繊維の熱水収縮率は50%未満である。このA糸条及びB糸条を用い、添糸編によってA糸条を編目の外側に位置せしめ、B糸条を該編目の内側に位置せしめるようにして製編する。製編後、熱を与えてB糸条を収縮させると共にA糸条を伸長させる。
請求項(抜粋):
熱伸長性ポリエステル系繊維よりなる糸条(以下、「A糸条」と言う。)と、該熱伸長性ポリエステル系繊維の単糸繊度よりも大きくて且つ15デニール以下の単糸繊度を持ち、熱水収縮率が50%未満の熱収縮性ポリエステル系繊維よりなる糸条(以下、「B糸条」と言う。)とを用い、添糸編によってA糸条を編目の外側に位置せしめ、B糸条を該編目の内側に位置せしめるようにして製編し、その後、熱を与えてB糸条を収縮させると共にA糸条を伸長させることを特徴とする高密度編地の製造方法。

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