特許
J-GLOBAL ID:200903021924111472

磁気冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-278889
公開番号(公開出願番号):特開平9-119743
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 超伝導マグネットによる磁場を磁性体が通過するときの断熱消磁過程で磁性体に生ずる温度降下を利用した磁気冷凍機によって、固体と液体からなるスラッシュ状の極低温流体を生成させうるように構成すること。【解決手段】 ピストン11a,11bにより移動される磁性体12a,12bが超伝導マグネット15a,15bが形成する磁場を通過するとき断熱消磁過程で、磁性体12a,12bは温度降下する。この温度降下した磁性体12a,12bは極低温流体容器26内の極低温流体25に浸されて移動するように構成されると共に、磁性体12a,12bが再び磁場空間に移動されるときにその磁性体12a,12bの表面に凝着した固体を削り落すための切削部29a,29bを設けてある。この切削部29a,29bで削り落された固体によりスラッシュ状の極低温流体が容器26内に形成される。
請求項(抜粋):
磁性体、磁場を形成する超伝導マグネット、前記磁性体に磁場を印加・除去するよう前記磁場を通過させて前記磁性体を移動させる磁性体駆動装置、及び前記磁性体が前記磁場を通過するときの断熱消磁過程で同磁性体に生ずる温度降下により液化した極低温流体を貯える極低温流体容器で構成される磁気冷凍機において、温度降下した前記磁性体が前記極低温流体容器内の極低温流体に浸されて移動されるように構成すると共に、同磁性体が再び磁場空間に移動されるときに同磁性体の表面に凝着した固体を削り落すための剥離手段を設けたことを特徴とする磁気冷凍機。

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