特許
J-GLOBAL ID:200903021929855135

可使時間が延長された室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩見谷 周志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120667
公開番号(公開出願番号):特開平6-306292
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【構成】 (A) 分子鎖両末端に水酸基を有するジオルガノポリシロキサン 100重量部、(B) ケイ素原子に結合した置換アミノキシ基を1分子中に平均して 2.0個より多く含有する含窒素有機ケイ素化合物 0.1〜30重量部、(C) 炭酸カルシウム1〜200 重量部、及び(D) 環状オルガノポリシロキサン及び直鎖状オルガノポリシロキサンからなる群から選ばれる少なくとも1種1〜50重量部を含有してなる室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物、並びにその硬化物。【効果】 硬化物の物性を変化させることなく約0〜50°C程度における可使時間を1〜10時間程度延長することができる。そのため、夏季の高温下でも適切な長さの可使時間が得られるので、作業性が良好である。例えば、建造物の目地部分に使用される建築用シーリング材として、特に夏場に使用する場合に有用である。
請求項(抜粋):
(A) 分子鎖両末端に水酸基を有するジオルガノポリシロキサン 100重量部、(B) ケイ素原子に結合した置換アミノキシ基を1分子中に平均して 2.0個より多く含有する化合物であって、前記置換アミノキシ基が一般式(1) :【化1】(式中、R1 及びR2 は同一でも異なってもよく1価炭化水素基である。)で表される基、及び一般式(2) :【化2】(式中、R3 は2価の有機基である。)で表される基からなる群から選ばれる少なくとも1種である含窒素有機ケイ素化合物 0.1〜30重量部、(C) 炭酸カルシウム 1〜200 重量部、及び(D) 一般式(3) :【化3】(式中、nは3〜10の整数である。)で表される環状オルガノポリシロキサン、及び一般式(4) :【化4】(式中、mは0〜8の整数である。)で表される直鎖状オルガノポリシロキサンからなる群から選ばれる少なくとも1種 1〜50重量部を含有してなる可使時間が延長された室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
IPC (5件):
C08L 83/06 LRZ ,  C08K 3/26 LRX ,  C08K 5/54 LRU ,  C08L 83/04 ,  C09K 3/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-179243

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