特許
J-GLOBAL ID:200903021933684353

X線コンピュータトモグラフィ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-325541
公開番号(公開出願番号):特開平6-169911
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、検出素子間距離を変えることなく、任意倍の空間分解能の向上を実現できるX線コンピュータトモグラフィ装置を提供すること。【構成】本発明は、ファンビームX線を放射するX線管3と検出器4を対向配置して回転軸R回りを回転自在に架台1で支持し、X線管3と検出器4の回転軌道各位置でX線爆射と検出を繰り返し多方向投影データを収集しこのデータを再構成処理に供し断層像を得るX線コンピュータトモグラフィ装置において、検出器4は同一開口度の複数の検出素子7をファンビームX線拡がり方向に沿って検出素子間距離Pで一次元配列した検出素子列8a,8b,8c を並列してなり、検出素子列8a はその列中心が中心線Cに対してP/4n(nは列数)だけファンビームX線の拡がり方向に沿ってずれて配置され、各検出素子列8a,8b,8c はP/nづつファンビームX線の拡がり方向に沿ってずれて配置される。
請求項(抜粋):
所定拡がり幅のファンビームX線を被検体に向かって放射するX線管装置と前記被検体を透過した透過X線を多チャンネルで検出するX線検出器とを前記被検体を挟んで対向配置したまま回転軸の回りを回転自在に架台で支持し、前記X線管装置と前記X線検出器の回転軌道の各位置でX線爆射および透過X線の検出を繰り返して前記被検体に関する多方向の投影データを収集し、その多方向の投影データを再構成処理装置で再構成処理に供することにより断層像を得るX線コンピュータトモグラフィ装置において、前記X線検出器は同一開口度の複数個の検出素子を前記ファンビームX線の拡がり方向に沿って一定の検出素子間距離で一次元に配列した検出素子列を複数列並列してなり、前記複数の検出素子列の一の検出素子列はその列中心が前記X線管および前記X線検出器の回転中心とX線焦点とを結んだ中心線に対し前記検出素子間距離の列数の4倍分の1だけ前記拡がり方向に沿ってずれて配置され、前記各検出素子列は前記検出素子間距離の列数分の1づつ前記拡がり方向に沿ってずれて配置されることを特徴とするX線コンピュータトモグラフィ装置。

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