特許

J-GLOBAL ID：200903021936803450

耐火低降伏比高張力鋼及びその製造方法

発明者： 徳納 一成 ,  土田 豊
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田中 久喬
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-351227
公開番号（公開出願番号）：特開平9-176788
出願日： 1995年12月27日
公開日（公表日）： 1997年07月08日
要約：

【要約】【課題】 本発明は、建築物骨材用主として用いられる耐火性に優れた低降伏比高張力鋼板及びその製造法に関するものである。【解決手段】 重量比で、主としてC:0.07〜0.15%、Cr:0.5%〜1.5%、Nb:0.05〜0.1%、Al:0.04〜0.1%、B:0.0003〜0.002%を含有しCr:0.2〜1%、Mo:0.1〜1%、V:0.01%〜0.1%からなる鋼組成を有し、Nbとの複合化合物形成群Mo:0.3〜1%、V:0.02〜0.1%の1種または2種以上を含有する鋼において、Moおよび/またはVとNbとの複合化合物を含有し、更にベイナイト組織の組織比が60%以上であることを特徴とする耐火低降伏比高張力鋼。更にこの成分を有するスラブを950〜1150°Cで加熱後、800〜900°Cで圧下比45%以上の圧延を施した後に焼入れ、500〜Ac1点未満の温度で焼もどしを行うことを特徴とする当該鋼の製造方法。

請求項（抜粋）：

重量比で、C :0.03〜0.08%、Si:0.05〜0.3%、Mn:0.8〜1.5%、Cr:0.5〜1.5%、Nb:0.05〜0.1%、Al:0.04〜0.1%、B :0.0003〜0.002%を含有し、Nbとの複合化合物形成元素群、Mo:0.3〜1%、V :0.02〜0.1%、の1種または2種以上を含有し、残部Fe及び不可避的不純物元素からなることを特徴とする耐火低降伏比高張力鋼。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/32

FI (4件)：

C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 301 B ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/32