特許
J-GLOBAL ID:200903021942699843

脱リン方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-080042
公開番号(公開出願番号):特開平11-277099
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 生物処理工程と嫌気性発酵工程とを有した処理系で有機性廃棄物を処理するに際し、発酵を阻害することなく十分に脱リンする。【解決手段】 生物処理水5を凝集膜分離工程#4に導き、リンなどの汚濁物質を凝集剤6により凝集させるとともに、発生したリン含有凝集汚泥8を膜分離手段により分離し、分離したリン含有凝集汚泥8を生物処理工程#3の好気性条件下に返送し、余剰汚泥12として引き抜き、嫌気性発酵工程#6の消化汚泥11とともに脱水工程#7へ導いて、凝集剤13,14を添加し、脱水汚泥15として分離する。この方法によれば、凝集剤が嫌気性発酵工程#6を経由することがないので、凝集膜分離工程#4で、発酵阻害を考慮することなくリン除去効果の大きい凝集剤を適量添加できる。
請求項(抜粋):
し尿、浄化槽汚泥、生ごみなど、性状や濃度が異なる有機性廃棄物を、液状の有機性廃棄物を生物処理する生物処理工程と、固形分を含んだ有機性廃棄物を嫌気性条件下でメタン発酵させてメタンガスを回収する嫌気性発酵工程とを有した処理系で処理するに際し、前記生物処理工程より導出される生物処理水を凝集膜分離工程に導いて、リンなどの汚濁物質を凝集剤により凝集させるとともに、発生したリン含有凝集汚泥を膜分離手段により分離し、分離したリン含有凝集汚泥を生物処理工程の好気性条件下に返送し、余剰汚泥として引き抜き、前記嫌気性発酵工程で発生した消化汚泥とともに脱水工程へ導いて、凝集剤を添加して脱水し、脱水汚泥として分離することを特徴とする脱リン方法。
IPC (2件):
C02F 11/04 ZAB ,  B09B 3/00
FI (2件):
C02F 11/04 ZAB Z ,  B09B 3/00 A

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