特許
J-GLOBAL ID:200903021948476412

自動変速機の変速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-173095
公開番号(公開出願番号):特開平9-021462
出願日: 1995年07月10日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 停止前のダウンシフト時における車両の押し出し感を防止する。【解決手段】 停止前の3速段から1速段への変速を行なうに際し、変速を開始する車速を高速側に変更し第3ブレーキ用電磁弁57のデューティー率を0%にして第3ブレーキを解放して第2の変速機構の出力軸を自由状態にし、この間に、第1の変速機構の第2クラッチ用電磁弁53のデューティー率を0%にすると共に第2ブレーキ用電磁弁62のデューティー率を徐々に上昇させて第2クラッチから第2ブレーキへのつかみ替えを行なって3速段から1速段への変速を行ない、変速が終了した後に再び第3ブレーキを係合して出力軸に駆動力を伝達するようにし、出力軸が自由状態となっている車両のニュートラル状態の時に変速を実施して停止前のダウンシフト時のショックをなくす。
請求項(抜粋):
機関の駆動側に連結され複数の摩擦係合要素に対する供給油圧をそれぞれ制御してこれら摩擦係合要素を選択的に係合させることによりタービン軸の回転状態を変更して複数の変速段を達成する第1の変速機構と、該第1の変速機構の前記タービン軸側に連結され変速用摩擦係合要素に対する供給油圧を制御して変速用摩擦係合要素を選択的に係合させることにより回転要素の回転状態を規制して出力軸側への駆動状態を変更する第2の変速機構とを備えた自動変速機において、高速段側で係合する前記摩擦係合要素を解放すると共に低速段側で係合する前記摩擦係合要素を係合させて前記第1の変速機構により高速段側から低速段側への変速を実行するに際し、前記第2の変速機構の前記変速用摩擦係合要素により前記出力軸に駆動力が伝達しない状態に前記回転要素の回転状態を規制することを特徴とする自動変速機の変速制御方法。
IPC (3件):
F16H 61/08 ,  F16H 61/04 ,  F16H 59:38
FI (2件):
F16H 61/08 ,  F16H 61/04

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