特許
J-GLOBAL ID:200903021950105995
蛍光体層の形成方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-187744
公開番号(公開出願番号):特開平7-045189
出願日: 1993年07月29日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 カラー表示PDPにおいて輝度の低下を招かないようにバインダーを用いて蛍光体粒子の脱落を防止する。【構成】 テトラエトキシシランの加水分解縮合体、ビヒクル及び溶剤から成る液状成分14と蛍光体粒子16とを混合攪拌して、ペースト10を作成する。そしてペースト10を下地12上に印刷し、然る後、ペースト10を焼成する。焼成の加熱により前述の縮合体は酸化してSiO2 を生成し、バインダー20としてのSiO2 と粒子16とから成る蛍光体層20が得られる。バインダー20の存在により粒子16相互の間及び粒子16と下地12との間の付着強度が高まる。またバインダー20は蛍光体層20表層の粒子16を露出するように形成されるので輝度の低下を防止できる。
請求項(抜粋):
バインダー及び複数個の蛍光体粒子を備えて成る蛍光体層を下地上に形成し、前記バインダーを介して蛍光体粒子を相互に結合させると共に蛍光体粒子を下地に結合させるに当り、複数個の蛍光体粒子とペースト焼成時の加熱により酸化して酸化物バインダーを生成するバインダー前駆体とを含む蛍光体層形成用のペーストを用意し、該ペーストを下地上に塗布する工程と、前記ペーストを焼成して下地上に蛍光体層を形成し、蛍光体層表層の蛍光体粒子を露出する酸化物バインダーを生成する工程とを含んで成ることを特徴とする蛍光体層の形成方法。
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