特許
J-GLOBAL ID:200903021951271597

車両の衝突状態制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 砂場 哲郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-335538
公開番号(公開出願番号):特開平8-169297
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 車両前部のクラッシャブルゾーンが小さな車両においてもエアバッグ等の乗員拘束保護装置を有効に作動させる。【構成】 測距センサー20と、衝突発生予知信号を出力する衝突発生予知手段31と、車両の走行安定性を失わずに制動走行可能な第1の限界減速度と、衝突速度を乗員生存空間確保速度以下まで減速させる第2の限界減速度とを算定する減速度算定手段32と、前記衝突発生予知信号が出力された後の走行に伴って変化する前記2個の限界減速度の比較により制動開始信号を出力する演算手段33と、制動開始信号を受けて制動手段40に所定の制動量を指令する制動動作指令手段34と、衝撃検知センサー21と、該衝撃検知センサーで衝突を検知した際に論理回路に出力する衝突信号発生手段35とを備え、前記衝突発生予知信号と衝突発生信号の論理積によりエアバッグ装置41のインフレータ42に点火信号を出力するようにした。
請求項(抜粋):
車両の走行方向前方にある障害物との距離を検知する測距センサーと、前記車両と前記障害物との距離の変化率から衝突を予知し、衝突発生が予知された場合に論理回路に衝突発生予知信号を出力する衝突発生予知手段と、前記衝突発生予知信号が出力された状態で、車両の走行安定性を失わない制動走行が可能な範囲での最大減速度である第1の限界減速度と、衝突速度を乗員生存空間確保速度以下まで減速させる第2の限界減速度とを算定する減速度算定手段と、前記衝突発生予知信号が出力された後の走行に伴って変化する前記第1の限界減速度と前記第2の限界減速度との比較を逐次行い、所定の比較値を得た時点で制動開始信号を出力する演算手段と、該演算手段からの制動開始信号を受け、制動手段に所定の制動量を指令する制動動作指令手段と、衝撃検知センサーと、該衝撃検知センサーで衝突を検知した際に前記論理回路に出力する衝突信号発生手段とを備え、前記論理回路に衝突発生予知信号と衝突発生信号のいずれもが入力された場合にエアバッグ装置のインフレータに点火信号を出力するようにしたことを特徴とする車両の衝突状態制御システム。
IPC (5件):
B60R 21/32 ,  B60R 21/00 620 ,  B60R 21/00 ,  G08G 1/09 ,  G08G 1/16
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 車両衝突防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-283669   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平4-361163
  • 車両の安全装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-332202   出願人:日野自動車工業株式会社

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