特許
J-GLOBAL ID:200903021954665707

回転位置検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-156960
公開番号(公開出願番号):特開平8-021744
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 正確な2相信号が出力でき、かつ容易に取付けができる回転位置検出器の提供を目的とする。【構成】 基板上に形成されたコイルパターンに交流電圧を印加し、ギアの回転位置に応じてこの交流電圧によって流れる電流値が変化することを利用して位置検出信号を出力する。また、ギアのピッチλに対して1/2周期ずらした2つのコイルパターンの出力信号の平均値を検出し、この平均値に応じて自動的にコイルパターンに印加する交流電圧の大きさを可変する。【効果】 温度変化等に対して特性変化が少なく、また素子ごとの特性ばらつきが少ないので正確な2相信号が出力できる。また、ギャップの大小に因らず一定の2相信号が出力できるので、ギャップの調整作業が簡単になる。
請求項(抜粋):
回転速度に比例した周波数の2相信号を出力する手段を有する回転位置検出器において、円周上に一定のピッチλの凹凸を備えたギアと、前記ギアの円周に相対して配置された基板と、前記基板上に前記ピッチλに等しい間隔で導電体により形成された第1のコイルパターンと、前記基板上に前記ピッチλに等しい間隔で導電体により形成され、前記第1のコイルパターンとλ/2だけずらして配置された第2のコイルパターンと、前記基板上に前記ピッチλに等しい間隔で導電体により形成され、前記第1のコイルパターンとλ/4だけずらして配置された第3のコイルパターンと、前記基板上に前記ピッチλに等しい間隔で導電体により形成され、前記第3のコイルパターンとλ/2だけずらして配置された第4のコイルパターンと、前記第1、第2、第3、第4のコイルパターンに交流電圧を印加する発振回路と、前記第1のコイルパターンに流れる電流の振幅値を検出する第1の整流平滑回路と、前記第2のコイルパターンに流れる電流の振幅値を検出する第2の整流平滑回路と、前記第3のコイルパターンに流れる電流の振幅値を検出する第3の整流平滑回路と、前記第4のコイルパターンに流れる電流の振幅値を検出する第4の整流平滑回路と、前記第1の整流平滑回路の出力信号と第2の整流平滑回路の出力信号とを差動増幅して第1の位置検出信号を出力する第1の増幅器と、前記第3の整流平滑回路の出力信号と第4の整流平滑回路の出力信号とを差動増幅して第2の位置検出信号を出力する第2の増幅器と、前記第1の整流平滑回路の出力信号と第2の整流平滑回路の出力信号との平均値または前記第3の整流平滑回路の出力信号と第4の整流平滑回路の出力信号との平均値を出力する第3の増幅器と、前記第3の増幅器の出力信号に応じて前記発振回路の出力信号の大きさを可変する手段と、を備えたことを特徴とする回転位置検出器。
IPC (3件):
G01D 5/245 102 ,  G01D 5/245 ,  G01P 3/481
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-292014

前のページに戻る