特許
J-GLOBAL ID:200903021955306824

燃焼機器用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-020763
公開番号(公開出願番号):特開平6-213435
出願日: 1993年01月14日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 燃焼機器用制御回路において、微小電圧出力型センサの出力電圧を演算増幅器により増幅する際に、演算増幅器のオフセット電圧に基づき発生する誤差を合理的に校正する。【構成】 補正値書込み指令信号発生器4が第一の信号を制御回路3に与えたときに、制御回路3は演算増幅器2の入力に特定の入力電圧Vinを印加する。制御回路3はまた、それにより演算増幅器2の出力に現れる実際の出力電圧と、当該特定の入力電圧Vinに対応してあらかじめROM7内に書き込んである理論出力電圧とを比較し、その誤差に基づき補正データを求めてこれをEEPROM5に格納する。補正値書込み指令信号発生器4が第一の信号の出力を止めた以降、制御回路3は演算増幅器2の実際の出力電圧に対しEEPROM5内に格納された上記の補正データを加味して校正電圧データを求め、これに基づき、燃焼機器を制御する。
請求項(抜粋):
センサの出力する微小電圧出力を増幅する演算増幅器と、該演算増幅器のアナログ出力電圧を受け、これをデジタルデータに変換して各種の燃焼制御をなす制御回路とを有する燃焼機器用制御装置であって;上記制御回路に対し、上記演算増幅器に特定の入力電圧を与えた時に該演算増幅器の出力に得られるべき理論出力電圧が書き込まれている第一の不揮発性メモリ手段と、電気的に書き込み可能な記憶領域を有する第二の不揮発性メモリ手段とを結合すると共に;上記制御回路を、補正値書き込み指令信号発生器の発する第一の信号を受けたときには上記特定の入力電圧を上記演算増幅器に与えた時の該演算増幅器の出力に現れる実際の出力電圧と該特定の入力電圧に対し上記第一の不揮発性メモリ手段に記憶済みの理論出力電圧とを比較して補正データを求め、上記第二の不揮発性メモリ手段の上記記憶領域に該補正データを格納する一方で、該補正値書き込み指令信号発生器から上記第一の信号を受けていないか、該第一の信号とは異なる第二の信号を受けたときには、上記演算増幅器の出力に得られるその時々の実際の出力電圧に対し上記第二の不揮発性メモリ手段に上記格納した上記補正データを加味して校正電圧データを求め、該校正電圧データに基づき燃焼機器の制御をなすよう構成したこと;を特徴とする燃焼機器用制御装置。
IPC (3件):
F23N 5/24 113 ,  F23N 5/10 320 ,  H03F 3/45
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-203805

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