特許
J-GLOBAL ID:200903021957749960

車両用自動ドア装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-128906
公開番号(公開出願番号):特開平6-336879
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】引扉の開閉時に車体に衝撃を与えずかつ乗降客に不安感を与えず、また車両の運行に影響を与えない程度に引扉を遅滞なく開閉することができる。【構成】非磁性体により形成されたシリンダ34が戸袋内に固着され、磁力を有するピストン36がシリンダに摺動可能に挿入される。磁力を有するスライダ37はシリンダに摺動可能に嵌入されピストンの磁力によりピストンにシリンダを介して引きつけられる。エア回路手段38がシリンダに圧縮空気を給排し、結合手段により引扉が結合されたスライダがピストンとともにシリンダに沿って往復動する。制御回路61は引扉の位置を検出するセンサ58の検出出力に基づいてエア回路手段がシリンダに給排する圧縮空気量を絞って、引扉が完全に閉じる前の所定の距離だけ又は引扉が完全に開く前の所定の距離だけ引扉の移動速度を小さくする。
請求項(抜粋):
車両(10)に設けられた乗客出入口(11)と、前記乗客出入口(11)の幅方向に移動可能に設けられ前記乗客出入口(11)を開放可能に閉止する引扉(12)と、前記乗客出入口(11)に隣接する車体の壁(13)に沿って設けられ前記乗客出入口(11)の開放時に前記引扉(12)が内部に収容される戸袋(14)と、前記戸袋(14)内に前記引扉(12)の幅方向に延びて固着され非磁性体により形成されたシリンダ(34)と、前記シリンダ(34)に摺動可能に挿入された磁力を有するピストン(36)と、前記シリンダ(34)に摺動可能に嵌入され前記ピストン(36)の磁力により前記ピストン(36)に前記シリンダ(34)を介して引きつけられる磁力を有するスライダ(37)と、前記シリンダ(34)に圧縮空気を給排して前記ピストン(36)に引きつけられた前記スライダ(37)を前記シリンダ(34)に沿って往復動させるエア回路手段(38)と、前記スライダ(37)と前記引扉(12)とを結合する結合手段(49)とを備えた車両用自動ドア装置であって、前記スライダ(37)又は前記引扉(12)の近傍に設けられ前記引扉(12)の位置を検出するセンサ(58)と、前記センサ(58)の検出出力に基づいて前記エア回路手段(38)が前記シリンダ(34)に給排する圧縮空気量を絞ることにより前記引扉(12)が完全に閉じる前の所定の距離だけ又は前記引扉(12)が完全に開く前の所定の距離だけ前記引扉(12)の移動速度を小さくする制御回路(61)とを備えたことを特徴とする車両用自動ドア装置の制御装置。
IPC (4件):
E05F 15/06 ,  B60J 5/00 ,  F15B 11/00 ,  F15B 15/14 330
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-246605

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