特許
J-GLOBAL ID:200903021959032818

廃棄物の焼却処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999005016
公開番号(公開出願番号):WO2000-017289
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2000年03月30日
要約:
【要約】ダイオキシン類の排出を防止し、処理サイクルを短縮できる廃棄物の焼却処理方法を提供する。ガス化炉内で廃棄物を乾留し、発生する可燃性ガスを燃焼炉で燃焼させる。可燃性ガスの量に応じ燃焼炉に酸素を供給する。可燃性ガスの燃焼温度変化に応じガス化炉に供給される酸素量を制御して可燃性ガスの発生量を調整し、燃焼炉内の温度を所定温度以上の略一定の温度にする。廃棄物の乾留し得る部分が減少し、燃焼炉内の温度が前記略一定の温度未満になった後、ガス化炉内の温度が最高温度から低下してダイオキシン類の生成温度未満になったとき直ちに、焼却残留物をガス化炉から取出す。または、ガス化炉内の温度が最高温度から低下しつつあるとき、焼却残留物をガス化炉に連結された溶融炉に収容する。その後、ガス化炉に新しい廃棄物を収容して点火する。焼却残留物を溶融炉内で加熱し、溶融物を水中に投入して急冷することにより粒状固形物を形成する。
請求項(抜粋):
ガス化炉内に収容した廃棄物に点火して該廃棄物の一部を燃焼させ、その燃焼熱により該廃棄物の他の部分を乾留する工程と、該乾留により発生する可燃性ガスを燃焼炉に導入して燃焼させる工程とを備え、 該可燃性ガスを該燃焼炉で燃焼させるときに、該燃焼炉に導入される可燃性ガスの量に応じてその燃焼に要する酸素を該燃焼炉に供給して該可燃性ガスを燃焼させると共に、該燃焼炉における該可燃性ガスの燃焼による該燃焼炉内の温度変化に応じて該ガス化炉に供給される酸素量を制御し該乾留により発生する可燃性ガスの量を調整して、該燃焼炉内の温度を所定温度以上の略一定の温度に維持する廃棄物の焼却方法において、 前記ガス化炉内の廃棄物の乾留の進行に伴い該ガス化炉内の廃棄物の乾留し得る部分が減少して、該燃焼炉内の温度が前記略一定の温度未満になった後、該ガス化炉内の温度が最高温度から低下して該廃棄物からダイオキシン類を生成する温度未満となったとき直ちに、該焼却残留物を該ガス化炉から取り出す工程と、 該ガス化炉から該焼却残留物を取り出した後、該ガス化炉に新しい廃棄物を収容して点火する工程とからなることを特徴とする廃棄物の焼却処理方法。
IPC (8件):
C10B 53/00 ZAB ,  B09B 3/00 301 ,  C10J 3/00 ZAB ,  F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/16 ZAB ,  F23G 5/24 ZAB ,  F23G 5/50 ZAB ,  F23G 5/50
FI (8件):
C10B 53/00 ZAB A ,  B09B 3/00 301 Z ,  C10J 3/00 ZAB H ,  F23G 5/027 ZAB Z ,  F23G 5/16 ZAB Z ,  F23G 5/24 ZAB C ,  F23G 5/50 ZAB M ,  F23G 5/50 ZAB H

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