特許
J-GLOBAL ID:200903021966884706

フアクシミリ装置およびフアクシミリメールシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-211213
公開番号(公開出願番号):特開平5-056246
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】本発明は、ファクシミリ装置およびファクシミリメールシステムに関し、宛先毎に伝送路上の人工衛星ルートを自動的に判別し、判別した伝送路毎にエコーの影響を測定して補正条件を格納し、その測定した宛先へのファクシミリ通信に際して補正条件を自動設定してエコー対策を実行することを目的とする。【構成】操作部8から送信宛先ファクシミリ端末の電話番号が入力されると、CPU2は、入力された電話番号を解析して伝送路上に人工衛星ルートが設定された相手先かどうかとエコー対策が必要かどうかを判別する。エコー対策が必要ないときは、従来通りのCCITT勧告のT.30に基づくG3通信プロトコルによる送信処理を実行し、エコー対策が必要なときは、RAM4に書き込まれた当該宛先地域の信号伝達遅延データを参照し、エコーの影響を補正する補正条件を加えてT.30に基づくG3通信プロトコルによる送信処理を実行する。
請求項(抜粋):
伝送路上に人工衛星等によるルートが設定される宛先ファクシミリ端末との間でファクシミリ通信を実行するファクシミリ装置において、前記宛先ファクシミリ端末の電話番号を解析し、伝送路上に人工衛星ルート等が設定されているかどうかを判別するルート判別手段と、ルート判別手段により伝送路上に人工衛星ルート等が設定されていると判別したとき、ファクシミリ通信プロトコルを変更して該伝送路におけるエコー発生による信号の反射時間を測定する所定のテスト信号の送・受信処理を実行する通信手段と、該テスト信号の送・受信時間に基づいて該伝送路上の信号反射特性を測定する反射特性測定手段と、該宛先地域毎に測定した信号反射特性を宛先地域毎の反射特性データとして格納する記憶手段と、を設け、伝送路上に人工衛星ルート等が設定された宛先地域毎にエコー発生による信号の反射特性を測定するとともに、該測定結果を宛先地域毎の反射特性データとして格納することを特徴とするファクシミリ装置。
IPC (3件):
H04N 1/32 ,  H04B 7/015 ,  H04N 1/00 104

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