特許
J-GLOBAL ID:200903021974998290

廃熱利用の省エネルギー設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-022214
公開番号(公開出願番号):特開2007-205188
出願日: 2006年01月31日
公開日(公表日): 2007年08月16日
要約:
【課題】蒸気タービンを駆動するボイラ設備に現状ほとんど未利用となっている復水器冷却水の廃熱などの熱エネルギーをヒートポンプにより汲み上げ、ボイラ燃料量の低減や蒸発量の増加を図る。【解決手段】蒸気タービンの軸受け冷却設備や復水器冷却水系統等、エネルギー供給設備の廃熱を熱源とするヒートポンプを備え、このヒートポンプが汲み上げた熱を熱媒流体として直接的にまたは間接的にボイラ燃焼用空気に熱回収するボイラ燃焼用空気加温用熱交換器を設け、その熱交換器をボイラ吸気系統において空気予熱器の入口側に設置する。また、ボイラ吸気側の温度を上げることによりボイラ排気側の回収熱量が減少するので、ボイラ排ガス系統に熱交換器を設け回収した熱媒流体をボイラ吸気側の熱交換器に再循環させ吸気側に熱回収を図る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ボイラ、空気予熱器を備えたボイラ燃焼用空気系統、ボイラで発生した蒸気で駆動される蒸気タービンを備えた蒸気作動系統、前記蒸気タービンで作動した蒸気を復水して前記ボイラに循環する復水循環系統および該循環系統に付属させたヒートポンプを備えた蒸気を熱源とするボイラ-蒸気タービン設備に設ける省エネルギー設備において、 前記蒸気作動系統から抽気した蒸気を動力源とし、低温熱源から熱を吸収し、熱媒流体に熱回収させ、熱媒流体循環系統を備えて前記ヒートポンプを構成し、 前記ヒートポンプで熱回収された熱煤流体が前記熱媒流体循環系統を介して前記空気予熱器の入口側の前記ボイラ燃焼用空気系統に設けたボイラ燃焼用空気加熱用熱交換器に導入されてボイラ燃焼用空気が加熱されること を特徴とするボイラ-蒸気タービン設備に設ける省エネルギー設備。
IPC (5件):
F01K 7/40 ,  F22D 11/00 ,  F01K 17/02 ,  F22B 31/08 ,  F22B 33/18
FI (5件):
F01K7/40 Z ,  F22D11/00 C ,  F01K17/02 ,  F22B31/08 ,  F22B33/18
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平3-906公報
  • ボイラ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-062186   出願人:バブコック日立株式会社
  • 特開平3-222803
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