特許
J-GLOBAL ID:200903021975468758

織込形成された複合プロテーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-514848
公開番号(公開出願番号):特表平11-506686
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】金属製またはポリマー製の単繊維(32、94、102、112)とポリマー製複数繊維ヤーン(42、108)とからなるフレキシブルで管状の相互織込構造(18、92、100、114)を具備し、管腔を通して埋設に供されるプロテーゼである。このプロテーゼは、軸方向に伸長させることにより、直径が減少するように弾性変形させることができる。単繊維および複数繊維ヤーンは、共通の中心軸に関して同軸的な、軸方向に離間した螺旋状に設けられている。単繊維は、複数繊維ヤーンとの相互織込に先立って、エージング硬化や熱硬化ステージにより、あるいは、ストランドを制御的にかつ塑性的に変形させる冷間加工ステージにより、選択的に成形される。成形された構造用ストランドは、プロテーゼに、公称形状と弾性をもたらすように、協働する。織物用ストランドは、隣接する構造用ストランドどうしの隙間を埋める織物シート(40、96、104)を形成するよう協働して、透過性を低減させる。これにより、プロテーゼを血管グラフトとして利用することを助長する。プロテーゼの代替可能な実施形態は、弾性的でありかつ塑性変形可能な構造用ストランドを具備し、この場合、構造用ストランドは、冷間加工により選択的に塑性変形され、その後、プロテーゼを形成するよう相互織込される。
請求項(抜粋):
プロテーゼを製造するための方法であって、 構造用材料からなりかつ元々の公称形状を有する複数の構造用ストランド(32、94、102、112)を準備するとともに、複数のソフトな織物用ストランド(42、108)を準備し; 各構造用ストランドが前記元々の公称形状に代えて選択された公称形状となるように、前記構造用ストランドを変形させ; その後、前記構造用ストランドおよび織物用ストランドを、集積構造(18、92、100、114)へと織り込むことを特徴とするプロテ-ゼの製造方法。
IPC (2件):
A61M 29/00 ,  A61F 2/06
FI (2件):
A61M 29/00 ,  A61F 2/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平6-500032
  • 特表平6-500032

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