特許
J-GLOBAL ID:200903021980931792

音声及び映像の総合遅延時間決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-135449
公開番号(公開出願番号):特開平8-009353
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 テレビ会議システムなどの音声と映像の双方向通信で音声と映像間の伝送遅延差のみならず音声エコーによる通信品質の低下量を減少させる。【構成】 音声信号と映像信号との各伝送遅延時間TA1、Tv1を測定し、TA1、TV1を比較部21で比較し、TA1≧TV1で映像信号を遅延させてTA1に等しくし、TA1V1で、音声エコーリタンロスERLを測定部22で測定し、この値によりデータベース23から、ERLとエコーによる通信品質低下量との関係係数B1 、B2 を求め、メモリ24から、音声映像の伝送遅延時間差Td と通信品質低下との関数の係数A1 を読出し、関数部25で、B1 、B2 、A1 、TA1、TV1で決るTA1を2次関数とする通信品質低下量の式を用いて、映像、音声の何れを遅延させてTA =TV にするかを決める。
請求項(抜粋):
音声信号と映像信号の組み合わせを用いた双方向通信システムを使用している環境で、音声信号と映像信号の遅延量を調整することによって通信品質の低下量を減少させるための音声信号と映像信号の総合遅延時間決定方法において、音声信号と映像信号の各伝送遅延時間を測定する過程と、これら測定された音声信号と映像信号の両伝送遅延時間の大小を比較する過程と、その比較結果に応じて、音声信号と映像信号を利用者へ提示するまでの総合遅延時間を決定する関数を選択し、その選択された関数に上記測定された音声信号と映像信号の各伝送遅延時間を入力し、これら音声信号と映像信号の各総合遅延時間を決定する過程と、これら決定した音声信号と映像信号の各総合遅延時間に基づき、上記音声信号と映像信号の遅延量を調整する過程と、を有することを特徴とする音声及び映像の総合遅延時間決定方法。
IPC (2件):
H04N 7/14 ,  H04N 7/18

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