特許
J-GLOBAL ID:200903021983802977

排他制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188575
公開番号(公開出願番号):特開平10-021098
出願日: 1996年06月29日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 排他制御装置に於いて、デッドロックチェックがボトルネックとならないようにすることにより、コンピュータシステム全体の性能を向上させる。【解決手段】 ロック要求コマンド処理部2は、ホストコンピュータからロック要求コマンドが送られてくると、そのロック要求コマンドによるロック要求に対してロックが可能か否かを判定する。そして、ロックが不可能と判定された場合は、ロック待ちキュー処理部5が、そのロック要求をロック待ちにすると共に、タイマ処理部6に対してそのロック待ちの事象についてのタイマ処理の開始を指示する。この指示を受けると、タイマ処理部6は、指示された事象についてのタイマ処理を開始し、その事象についてタイムアウトすると、その事象を出力する。デッドロックチェック処理部7は、タイマ処理部6から事象が出力されると、その事象についてデッドロックが発生しているか否かをチェックする。
請求項(抜粋):
要求元からのロック要求コマンドを受け付け、該ロック要求コマンドによるロック要求に対して資源のロックが可能か否かを判定し、ロック不可能と判定したロック要求を出力するロック要求コマンド処理部と、該ロック要求コマンド処理部から出力されたロック要求をロック待ちにすると共に、そのロック待ちの事象に対するタイマ処理の開始を指示するロック待ちキュー処理部と、該ロック待ちキュー処理部によってタイマ処理の開始が指示された事象についてタイマ処理を開始し、タイマ処理を開始した事象の内の、タイマ処理を開始してから予め定められた一定時間が経過した事象をタイムアウトとするタイマ処理部と、該タイマ処理部でタイムアウトとされた事象についてデッドロックが発生しているか否かをチェックするデッドロックチェック処理部と、該デッドロックチェック処理部がデッドロックを検出したとき、前記要求元にデッドロック発生を通知するアテンション処理手段とを備えたことを特徴とする排他制御装置。
IPC (3件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46 360 ,  G06F 15/16 470
FI (3件):
G06F 9/46 340 G ,  G06F 9/46 360 D ,  G06F 15/16 470 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-223558
  • 特開平4-064142
  • 特開昭62-177631
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