特許
J-GLOBAL ID:200903021986793448
改良型電気コネクタ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-011529
公開番号(公開出願番号):特開平7-302636
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ピンおよびソケットのコネクタの雌ソケットを改良して、よく起きる故障モードを解消する。【構成】 ピンおよびソケットの電気コネクタ用の改良型雌コネクタ素子は、少なくとも4つのフレキシブル・フィンガー30〜33、あるいは「片持ビーム」から成り、それらのフィンガーは雄コネクタのピンを受け入れる円筒形ソケット35を形成します。円筒形スリーブは、フィンガーを取り囲み、フィンガーの固定されていない終端よりも更に先に伸び、内側方向に伸びて環状のガイド・リップを形成して、ピンの挿入開口を定義します。リップは、ソケット内にピンを正確にガイドすること、および挿入可能なピンのサイズを制限することの両方の役目を果たします。このようにして、フィンガーの破損を減少させる一方、丈夫で安定したコネクタを提供します。
請求項(抜粋):
複数のピンを持つ雄電気コネクタの組立に使用される改良型雌電気コネクタ。該雌コネクタは、該ピンの関連ピンを受け入れ、電気連結を確立するために改良された複数の雌コネクタ素子から成ります。各雌コネクタ素子は次のもので構成されます:総合導電性メタルコネクタ。この基部は、少なくとも4個のフレキシブル・フィンガーが円筒ソケットを形成するように配置されて、そこで関連ピンを受け入れ、電気接続が行われます。各フィンガーは、片持状に該基部から伸び、他のフィンガーとは関係なく個別に該ソケットのラジアル方向にたわむことができます。さらに、該フィンガーを取り囲み、該フィンガーの外方向へのたわみを制限する、該ソケットの軸と同軸のメタル保護スリーブ。該スリーブには、その挿入終端で内側に折返った環状リップがあります。該リップは、該雌コネクタ素子の該フィンガーによって定義される挿入開口と実質的に同等の同軸の挿入開口を定義します。該リップは、該ソケットの該ピンを挿入する際に、関連ピンのガイドとなります。該リップは、該フィンガーの固定されていない自由な終端に隣接しているが、外側に僅かに間隔をもって、アキシャル方向に伸びています。そこでは、該スリーブの該リップが、挿入時に、該ソケットにピンを受け入れ、ガイドし、該ソケットに受け入れられるピンのサイズを制限します。さらに、該スリーブの円筒壁は、該フィンガーの外側へのたわみを制限して、該フィンガーの応力超過を予防します。
引用特許:
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