特許
J-GLOBAL ID:200903021988841288

ボール接手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-327097
公開番号(公開出願番号):特開平9-177763
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 熱的後処理を行うことなく、全寿命に亙って一定の性能を維持し得るようになったボール接手を提供する。【解決手段】 本ボール接手はボールピン1、および接手ハウジング3を有し、接手ボール1aが、プラスチックから成る軸受ブッシュ2によって回転自在に、かつ制限的に揺動し得るように軸支される。軸受ブッシュ2はボール赤道1bの上方および下方に位置する、少なくとも球形リング状軸受面2c’、2a’の領域において、接手ボール1aを軸支する。接手の全寿命に亙って一定の接手性能を維持し得る組み立て可能のボール接手を形成するために、少なくともボール赤道1bの下方において、接手ボール1aの表面を軸支する軸受ブッシュ2の部分を、少なくとも二つの共通な、球形リング状軸受面2a’を形成する部分2aに分割し、該分割部分が、フイルムヒンジ2bによって制限的揺動を行い得るようにする。
請求項(抜粋):
ボールピン(1)、および接手ハウジング(3)から成るボール接手であって、接手ボール(1a)が、プラスチックから成る軸受ブッシュ(2)によって、回転自在に、かつ制限的に揺動し得るように軸持され、該軸受ブッシュが接手ボール(1a)を、ボール赤道(1b)の上方部分および下方部分において、少なくとも球形リング状軸受面(2a’、2c’)の領域内で軸支するようになっているボール接手において、ボール赤道(1b)の下方において、接手ボール(1a)の表面を軸支する軸受ブッシュ(2)の部分が、球形リング状軸受面(2a’)を形成する、少なくとも二つの共通の部分(2a)に分割され、該部分がフイルムヒンジ(2b)を有することによって、接手ボールの制限的揺動による通過を可能にするようになっていることを特徴とするボール接手。

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